「“one and one and one is three”」ジャスティス・リーグ いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
“one and one and one is three”
DCエクステンデッド・ユニバースからの実写化の続きモノである本作、益々少数であろう日本ののみが歓喜の雄叫びを上げていることであろう内容となっている。前作でスーパーマンが死んだ事自体、すっかり忘れてしまっていた自分としては、スーパーマンの死んだ理由がどこかで明かされるのではないかと、完全に勘違いしていた観方をしてしまっていた。それ程記憶に留めていないレベルの観客だから、今回もやはり置いてけぼり感が否めない。そんな中で、観た人皆共通する感想とすればワンダーウーマン役ガル・ガドットの美貌と、凛とした演技なのではないだろうか?マーベルに後塵を拝してるDCが唯一、一矢報いているのがこの女優の起用なのではないかと改めて確認できる。スーパーマンだろうが、バッドマンだろうが、この女ヒーローには敵わないのではと思わせる宝石のような眩さを感じ取れる存在である。その他、敢えて言うと、フラッシュ役の場を和ませる狂言回しの演技が光っていた位か。
ステッペンウルフ役がシュワちゃんかと思っていたら違うみたいで、これも又作品の散らかり様を表現しているような思いである。
まだまだこの世界観、続くようだが、思い入れがないヒーローに、もうアラフィフが観たところで何も刺さらないと感じざるを得ないと改めて確認した次第である。あ~、クリストファーノーラン版バットマン、またやってくれないかなぁ…
追記:フラッシュの台詞の『ペットセメタリー』、大杉(苦笑)