Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!のレビュー・感想・評価
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ウィ、グラシアス
くだらなくていい!
ラメェル
楽しい映画だった。ロンドンは霧の都、雨ばかり降っている。冒頭、その鬱蒼が描かれる。そこから海と陽光の南仏へ旅するビーン。
しっかり起承転結する。
とりわけラストシークエンスの開放感。
映画館の開いた扉、こぼれる光、ゆめのように素敵な曲La merがかかって、吸い込まれるように海へ向かう。で、わたしたちが海に対峙したときの「海だあ~」の叫びをビーンが代弁し、出演者全員でLa merを大合唱。いい。
ローワンアトキンソンの映画としてもいちばんいい。レストランで海鮮盛りを食べるシーンもいい。女優の卵を演じたEmma de Caunesも魅力だった。ウィレムデフォーは観念的でこまちゃくれた映画監督という役回り。モデルは一時期のテレンスマリックだろうか。気どってるけれど単純でもあり、ビーンのカメラテクニック──ハンディカメラを押し出して引っ込めるを繰り返すだけなんだが──を真似るのが笑えた。無害な笑いと大団円のラメールでむしょうに記憶に残っている。
世界32カ国でNO.1獲得したが日本じゃ無理だった・・・
劇場版の前作『ビーン』はドタバタすぎて乗り切れなかったけど、今作品は笑えました。むしろTV版のようなショートコントを繋ぎ合せたようなノリになっていて、何度も笑わされ終いには笑いすぎて涙がこぼれました。それでも日本版は気を使ったのか、予告編で見られたビーン迷惑がなかったことが残念。
ビーン氏がくじ引きでパリ~カンヌへの旅行を当てたことから始まるのですが、まず破壊的なシーンがない・・・これはまじめに作ってるぞ!と予感させられるスタートです。ショートコントをいくつもこなし、ゆったりとしたペース。パリからカンヌへはまるでロードムービーでした。絶えずビデオカメラで風景や人物を撮りまくりのビーン氏。目的地がカンヌ映画祭だけあって、オチも見えてしまいますが、そんなことは全く気にならないほど笑えました。
映画祭審査員の親子を巻き込んで、ビーン氏が息子の誘拐犯であると報道されるものの、本人は全く気がつかない。さらに盛り上げてくれるのが、映画祭に出品する監督ウィレム・デフォーなのであります。途中、戦争映画をまともに撮ってると思わせるけど、コンペティションではなんとも眠い作品「プレイバック・タイム」を上映・・・
それにしても珍道中を盛り上げてくれる子供ステパン(マックス・ボルドリー)がとてもいい。ロシア語しかわからないこともあって、パントマイムの変なおじさんによくついてきてくれた。共演の女優エマ・ドゥ・コーヌの居眠り運転もすごかったぞ!とにかく笑わせてくれたビーン映画。本当にグラシアス!
〈2008年1月映画館にて〉
たった今wowowで再鑑賞。眠い映画もビーンが出てくれば良作に
この映画は好き!
楽しすぎる珍道中
なんで喋らんの??
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
何も考えずに気楽に見れる。面白かった。映画として見るのも悪くはないけど15分位の短編動画みたいな感じで見るのがちょうどよい気もした。最後何故か浜辺にいる人たちが歌って終わるの意味不明ではあるが個人的には好き。
「Mr.ビーン」、最高❗❗
ハプニング
シュールかつ動きの笑い
ミスタービーンの作品を15年ぶりくらいに鑑賞しました。
すっかり忘れてしまっているので、この作品がファンを裏切らないのかは分かりませんが、楽しく鑑賞しました。
ビーンの細部までこだわったコミカルで、シーンによって異なる動きはすごいです。
思わず声をあげてしまうようなビーンのはちゃめちゃぶりの連続で、飽きることがありませんでした。
シュールな笑いですが、なぜか気にならないです。外国人だからかもしれませんが。
ドジな失敗もイライラどころか微笑ましいと思いました。笑いにはつながらなかったですが。
ラストがよかったです。やっぱりどんなにはちゃめちゃでもハッピーエンドだと満足します。
あんまりはちゃめちゃな内容は気になりませんでした。
つねに笑いっぱなしになるように製作者が、考えてるのが分かりました。
でも、ストーリーがあるわけではないし、セリフがなく動きで笑わせるシュールな笑いなので、好みが分かれる映画だと思います。
<字幕>
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