劇場公開日 2011年5月21日

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「【「術中覚醒」。”母は強し。愛息子のためには何でもするのである。”感動的な心臓手術成功物語かと思いきや、これ、ホラーじゃない!!】」アウェイク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【「術中覚醒」。”母は強し。愛息子のためには何でもするのである。”感動的な心臓手術成功物語かと思いきや、これ、ホラーじゃない!!】

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー ストーリーテリングは、無茶苦茶粗いが、脳内で色々と想像しながら観るとナカナカな作品である。ー

■亡き父から大企業を継いだ青年実業家クレイトン(ヘイデン・クリステンセン)は、移植手術が必要な重い心臓疾患を抱えていた。
 やがて、親友の外科医ジャック(テレンス・ハワード)の尽力でドナーが見つかり、移植手術に臨むが、全身麻酔をしたにも関わらず、意識が目覚めたまま手術が始まってしまう。

◆感想<Caution! 内容に触れています。>

・クレイトンの恋人、サマンサを演じたジェシカ・アルバにヤラレタね。
ー 彼女は、この役で最低主演賞にノミネートされたそうである・・。-

・心臓移植手術中に意識が目覚めてしまったクレイトンが独白で、胸を切りひらかれる様などを緊迫感タップリに見せる。

・又、クレイトンが手術中に幽体離脱して、サマンサが企てた真実の気づくさまなどはナカナカである。

<何故、サマンサはあの様な企みをしたのかが描かれないが、序盤の企業買収のシーンなどから、推測は出来る。きっと、裏金を貰っていたんだろう、企業から。
 クレイトンの母(レナ・オリン)が、手術中のサマンサの行動から彼女の企みに気付くシーンなどはナカナカであったが、あんなに簡単にドナーになるかなあ・・、などと今作に突っ込んではイケナイのである。>

NOBU