ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂのレビュー・感想・評価
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元気だせよって言っても
あんま変わんないんだよなぁ、時間とともに薄れていくだけで、心の傷はずっと残って、性格も暗くなる(心の傷の大きさに比例して)。
でも関わってあげるのは無駄じゃない。孤独じゃないって潜在意識の中の不安を少なくしてくれるから。
板尾先生に☆
原作読んでないです。
読めばもすこしわかるのだろうか。
それともわかろうとするんじゃなくて
感じろっていうことなの?
うーーーん。
こういうの、いわゆる『セカイ系』ていうものなのですか?
社会的つながりを排除した狭い妄想世界で
分かり合う仲間なり愛なり青春?
鬱々とした漠然とした満たされない感?
私にはわからない。
世代が違うのかなあ…。
板尾が好きなので板尾の先生に☆。
死を受け入れるまでの物語
主演の二人は共に大事な存在を失っている
心の闇は大きく夜になるとチェーンソー男として現れる
チェーンソー男は悲しみが強くなるほどに強くなり倒せない
二人の男女が共に失った死から立ち直るまでの物語
観るまでは期待せず観ましたが悪くなかったです。
三浦春馬さんが最初から亡くなっていて回想シーンから歌、ラストの市原隼人との勝負のシーンまでの盛り上がりが素晴らしかった
ホラー映画の皮をかぶったバカ映画ではなく、ホラー映画の皮をかぶった青春映画だった?
オープニングはいきなり不自然な時代劇風となっていて度肝を抜く。なにしろお江戸セットに高校生、それにチェーンソーを振り回す黒頭巾の大男。これはオバカ映画に違いない!と早くもウキウキ態勢に突入となるのです。
主人公の高校生・山本陽介には市川隼人。成績も最悪なら、何かを成し遂げなければと気が焦るばかりで、ついつい堂々と万引きしてしまう始末。これがオーストラリア産牛肉だったら単なる精神的病によるものと片づけられそうなのに、盗んだのは高級和牛8400円分なのだ。本当にバカ・・・バカを演じたら天才的な市川隼人だ。そんなバカが目撃したのはチェーンソー男と戦う女子高生・雪崎絵里(関めぐみ)。助けようとするものの、逆に助けられ、おまけに化け物にも逃げられてしまうのだ。
毎夜同じように戦う絵里の手伝いをした後は、学生寮に戻って渡辺(浅利陽介)と一緒にくつろぐ時間だ。カメラ、絵画、小説、バンド、と開花しない芸術家気取り。ネガティブな山本とは異なり、何かを追い求めてる姿は対照的でもあるが、人生の目標を探すべくもがいている点では同じなのです。「根性がない」と自己弁護するのが口癖の山本。学校の先生(板尾創路)も言うように「今の若者は反抗しようとしない。反抗したって変わらないことを知っている」と、引きこもり傾向にある若者気質を言い当てている。
オバカ映画だと思っていたのに、実は青春映画だった・・・。市川、関の2人が自転車2人乗りなどという構図が象徴するように、ちょっぴり淡い恋心、そして悩める高校生像がメインとなっていました。それでもチェーンソー男との戦いは何度も登場し、バカっぷりも発揮しています。市川がカメラの一脚を武器にし、関は木刀、窓ふき棒、ゴルフクラブと次々武器を変えていくところが面白いのです。手裏剣しか相手に当たらなかったですけど・・・
で、そんな青春映画なのにチェーンソー男登場ってのはいったい何だったのだ?ファンタジー映画のように夢や妄想ととらえてもいいのかもしれないし、大切な人の死(ちなみに市川の友人・三浦春馬は最初から死んでいる)がもたらした、解き放たなければならない呪縛のようなものだったのか。彼ら心に巣食う闇のメタファーとしての存在が最初は大きく感じられるものの、次第にそれが越えるべき壁としか思えなくなってくるのです。
どちらかというと小説向きの精神的世界だったのに、CGやアクションなど、映像も頑張っていました。なぜだか彼らの寮や部室(?)が好き・・・というより、自分の趣味にも当てはまるような小物ばかり。パソコンの画面にあったDAWソフトは何だ?と凝視してしまいました・・・
【2008年1月映画館にて】
題名に出てくるチェーンソーって?
高校生の粋がってる感じがよく出てる。
三浦春馬君演じる能登は存在感が凄い。映画の中でバンド組んで歌っている曲がとてもいい。
よくわからないうちに終わってしまうので評価に困る感じ。
青春中二病ラブストーリーなのかなと思っているとそうでもなかった。 ...
青春中二病ラブストーリーなのかなと思っているとそうでもなかった。
絵里は両親を、陽介は親友の能登を失っている。恋する。が心に傷を持った二人の世界だろうと考えてしまうが、チェーンソー男は実在していたみたいな描写あり。設定的には謎だが二人だけの存在。やっぱり厨二的なもの。
アクションやCGは時代のせいか粗い。
いっちーがただただカッコいいだけ
この作品が伝えたいことや、なにを感じさせたいのか等まったく分からない作品でした。恋愛なのかSFなのか。描きたい方向性がまとまってない、情報が混乱した。そんな印象を受けました。
ただ、GReeeeNのBEFREEはよかったです。
悶々とすること。それが青春の健康法。
これほど悶々とすることを奨励した映画を見たことがない。
意味わかんない。でも、それがいい。
人は「わけも分からず」と簡単に言うけど、何かをしたいということに理由が必要なのだろうか?この映画はそんなことを考えさせる。
妙に賢くなって、大人しく過ごして、周りにいい評価をもらう。それが良い!という風潮の日本。でも、それが無味乾燥な人格を形成させるのかもしれない。
無意味なことに意味がある。
そんな禅問答のような映画って久しぶりで、嬉しい映画だ。
青春!!
ストーリーを聞いただけだと、とんでもない映画に思えるけど、
根底に「生きる」「青春」というテーマがしっかりあって、
物凄くきちんと作られた映画だと思いました。
CGも凄いし、新しい日本映画のジャンルだと思います。
音楽もよかったです、
青春だなぁ
観る前は、くだらなそうだなぁと馬鹿にしていたのですが、これが意外と面白かったです。
VFXを駆使した映像は、とても素敵で楽しく観れました。
寮生活をする高校生、山本陽介(市原隼人)は自分の人生に漠然とした物足りなさや不安、苛立ちを感じていた。
ある日公園で女子高生の絵理(関めぐみ)に声をかけると、「死にたくなければ立ち去った方が良い」と言われる。
なんとその時、満月の空からチェーンソー男が振って来たのだ!
いきなり戦い始めるふたり、、、超人的な運動能力で戦う絵理、、、
逃げ遅れた陽介の手助けもあって、何とか助かった絵理であった。
そして陽介は、翌日から絵理VSチェーンソー男との戦いに参加するようになった。
両親と弟を交通事故で失い、恋人も失った絵理、、、、
バイク事故で親友の能登(三浦春馬)を失った陽介、、、
チェーンソー男とは、ふたりだけに存在する架空の人物なのか、それとも現実なのか、、、?
陽介の親友の能登は、積極的で根性のある男で、陽介が敵わない存在であった。
どうやら絵理の元カレだったらしいのだが、、、
クラスメイトで親友の渡辺(浅利陽介)は、カメラ、絵画、音楽と色々と手を出すが、どれも長続きしない、、、そんな彼が再び音楽に熱中し始める。
そんな中、陽介が両親の都合で突然、北海道に転校することになった。
陽介によって心が救われようとしていた絵理だったのだが、そんな絵理の心に反応するように力が強くなるチェーンソー男、、、
転校当日の明け方、渡辺は完成した曲を陽介に聴かせる。
その曲は、能登が残した詩で作った陽介、能登、渡辺、3人のバンド<俺さまーズ>の「根性なし」という曲だった。
チェーンソー男との最後の戦いに一人向かう絵理、それを追う根性なしの陽介、、、
私「意外と面白かったねぇ」
息子「やっべぇ、すげぇ面白かったよ!」
私「三浦春馬が美味しい所取りじゃない?」
息子「俺さまーズの曲が欲しくなったよ」
私「うん、一瞬最後にもう一度流れるかと思ったよね」
息子「GReeeeNも良かったけど、もう一度聞きたかったなぁ」
私「三浦春馬がカッコイイ役過ぎだろ!」
息子「いやいや、ケンカに割り込むシーンとか、笑っちゃったし、、、」
私「浅利陽介も笑わせてくれて、凄く良かったよね、」
息子「うん、凄く良い味出していた」
私「VFXとワイヤーを使ったアクションシーンが結構良かったよね」
息子「迫力があったし、格好良かったよ」
私「市原隼人は、どうだった?」
息子「時々、何を喋っているのか判らないんだよね」
私「鼻づまりの声だからね」
息子「まぁ期待以上の面白さだったね!」
10代の子が抱えている漠然とした物足りなさや不安、苛立ち、悲しみから抜け出して行く過程をチェーンソー男との戦いを通して上手く表現されていました。
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