ミストのレビュー・感想・評価
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いろんな意味でありえん
初めての投稿です。
友達に話しを聞いてみてみたくなったので借りて見てみました。
う~ん・・・なんかね、人間のいいところと悪いところを表現したいんでしょうね。ピンチになったとき、愛する人を守りたい熱い気持ち。心の逃げ道を作りたい気持ち。そして集団でいれば安心という気持ちから少しでも悪いと思った人には死を与えるという普通では考えられない行動。
しかし!この霧の正体も意味わからんし、異世界の生き物って・・・。虫とか蜘蛛とかカマキリとか・・・。ただでかいだけやん的な感想でした。ほんでなぜか主人公があまり危なくならないので見てる側としては全然ハラハラできなかったです。
あげくの果てにはあのおっきい生き物には笑いました。
最後どうやって始末したんやろか??
グロさもそこまでないし、主人公も嫌いじゃないんやけど
矛盾しすぎてます。
ラストのあの終わり方も「そうせなあかんぐらいピンチやったか?」的な感想しか出てこなかった。
結構あっさり殺しちゃってたし・・・。
もうなんかわけわからなさすぎておもんなかった。。
B級ホラーの傑作
スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督のホラー映画です。
突然、正体不明の霧(ミスト)に襲われたアメリカの田舎町。
主人公をはじめとする人々はスーパーマーケットの中に閉じ込められてしまいます。霧の中にうごめく何かに怯え、精神的に追い詰められた町の住人達は、団結してこの危機を乗り越えることが出来るんでしょうか?
今まで、スティーブン・キング原作のホラー映画は沢山観ましたけど、その中でもトップクラスの作品だと思います。ただ怖いだけのホラーと違い、人間の心の闇の部分に迫った内容で、僕の好みのど真ん中でした(笑)
霧の中にうごめいている「怪物」が出て来た時には、正直『また、このパターンか。』と思ったんですけど、「怪物」が出てきて次々と登場人物が餌食になったり、グロいシーンがあったりとホラー映画のお約束をキッチリと盛り込みながら、その一方で、恐怖で徐々に精神的におかしくなっていく人々の怖さも描いていて、『遊星からの物体X』を思い出しました(冒頭でポスターが出てきてましたけど(笑))。
特に、狂信的に神の教えを説く女性が段々と人々の心を掴んでいく所は、「怪物」以上に怖かったですね。
そして、何と言っても「ラスト15分」。
希望を求めてスーパーマーケットを離れ、霧の中を進んでいく主人公を待っていた運命は、あまりにも救いが無いです・・・。
原作の結末とは違うらしいんですが、さすがに観終わったあとは軽く凹みました(苦笑)。
主人公の後悔の叫び声と共に暗転、そして、レクイエムのような歌が流れ、後は、軍のジープのエンジン音とヘリコプターの爆音のみ・・・。
あの、なんとも言えない余韻が残るエンドロールも含めて、この映画は、ホラー映画の枠を超えた名作だと思います。
人間の怖さなら、それなりに。
スティーブン・キングの原作というだけあって
それなりのデキでした。
何か得体の知れないものの為に
スーパーマーケットに取り残される大勢の人たち。
店の外には何か危険なものがいて出れない。
そうなった時にどんなことが起こるのか。
この点に限ってみれば、結構面白いし、人間って
怖いなってのが良く伝わってくる。
でも、でも、でも。
何なの、あのモンスター。
今更、触手?!!
毒針持つサソリ?!
挙句の果てに酸性の糸を吐いて人間を捉えて
生きてる体に子供を生むの~?
古いよ。
CGも、CAFE FXってCGスタジオが作ってるらしいけど
残念なデキ。
これならモンスターを一回も出さないで
話作ったほうが全然良かったかと。
ラストも、ただのバッドエンディング。
追い詰められた人なら有り得る展開。
極限の恐怖の中 人は盲目になる
バッドエンディングとは聞いていたが ここまでブラックとは・・・
数日たった今も興奮が冷めない
この作品のテーマは・・・
【濃霧により盲目状態になった様々な人種の人達が
究極の不安と恐怖の中、疑心暗鬼になり間違った行動を犯す】
これは間違いなくマイケルムーアの《ボーリングフォーコロンバイン》と《華氏911》と全く同じテーマ
主な舞台となるスーパーマ-ケットは明らかにアメリカの縮図で マーシャゲイハーデン演ずる宗教おばさんはブッシュと例える事ができる
弱い人達の《外敵に脅えた恐怖心》を言葉巧みに煽り操り 武器を手にさせ 闘争本能を芽生えさせる
スーパーマ-ケット内の人達は、《アメリカ国家の仕組んだ銃社会》が誕生する過程と全く同じ進化をたどり ついに殺し合いにまで発展する
《ミスト》を観た後で《ボーリングフォーコロンバイン》をセットで観ると銃社会アメリカの問題点がより解りやすく理解できるだろう
主人公の最後の大きな過ちも、【濃霧で盲目状態になり 究極の不安と恐怖の中 正しい判断がつかなくなり間違った行動を犯す】パターンの1つだ
《結果論》としては スーパーマ-ケット内で大人しくジッと救助を待ってれば良かったのだが あれだけの人達がスーパーマ-ケット内いたからこそ意見のぶつかり合い等で何を信じれば良いか分からなくなり 主人公を含め多くの人が間違った行動を犯したのだう
事件早々に 2人の子供を助けに我が家へ向かって1人で霧の中へ消えた女性が ラストで子供と一緒に無事に救助されているという《痛烈に皮肉なシーン》がある
彼女は運良く外敵に襲われずに家に辿り着き 恐らく子供と一緒に家でジッとしていた為に余計な疑心暗鬼にならず 突飛な行動にも出ずに助かったのだろう
もし仮に・・・勇気のある(と、勘違いした)誰かと数人で家に戻っていたら 色んな意見に翻弄され 主人公と同じように英雄的な行動で脱出などをやり 間違った結果を招いていたかもしれない
エンドクレジットで聞こえる戦車やヘリコプターの音も《人類が勝利した》という事をダメ押しで暗示させ皮肉が効いている
つまり、スーパーマーケット内の《アメリカの縮図》という構成と同様に この作品自体が《どんな敵にでも武力で勝つ強いアメリカ》を痛烈に皮肉った構成になっている
そして 会話の中にしか出てこないが 《霧の中から怪物が現れる理由》がスティーブンキングらしいSFテイストで想像力をかきたてられ素直に怖い
キングが悔しがったという《原作と異なるオチ》も含めてキングxダラボンの最高傑作
《どんな状況下でも英雄的な行動や判断が正しいとは限らない》
いやいや…Aって?なんで???
あの~、どこが良かったかよろしければ教えてもらえませんか…
僕のセンスが悪いんですかね…
シャッターからでてきたタコ足の本体は?(このシーンで一気にB級へぶっ飛びました)そんなことはいいんですかね? 結構重要人物かなって思ってた弁護士は出て行ったきりほったらかし? 突然とってつけたようなラブシーン?(その後一番かわいいコ殺される、趣味悪い…) ガラスを割ってまで入ってきた怪物の襲撃は一回きり?なんで? 超突然のアーミーの自殺? カルトおばさん殺した店員さん、おおっかっこいい!って思ったら次のシーンで食べられる(!) 脱出したあと、エンストする前に車乗り換えるとかガソリン奪うとかできませんかね、いやできるよね? なんで霧が晴れたの? あんなでかい怪物に軍はすんなり勝てたの? 最初のおばさんなんで助かってたの? そもそも異次元ってなんですか? 衝撃のラストってあのとってつけたようなエピソードのことですか、もしかして?
こんなにもつっこみどころ満載なのに…
なんで、、なんで誰もつっこまないんですかぁぁぁ~!!!
すげーなやっぱり!
さすが最強タッグ☆
期待して観に行って、その期待を上回ってくれることって早々あるもんじゃないでしょう。
ただ、この映画はやってのけました。
1本の映画でミステリー、SF、ホラー、家族愛、人間の心理・・・
よー分かりませんけど、おいしいもん全部詰め込みましたよと。
しかもめっちゃ綺麗に盛り付けられてますし。
それよりなにより、ラストシーンですよね。
自分の中でのラストシーン史上、「最高」です☆
あれをめちゃくちゃ嫌がる人もいるでしょうけど、自分にとってはドストライクです。
今年見た映画の中では、今のところ最高よん!
まぁ~、この映画について批評する前に、大変だったのよ。
実は、オールナイト覚悟で新宿に『ミスト』を観に行ったのですけれども。
なんと!!!映画が始まってすぐ、何かがおかしいと思い劇場の店員に言いにいくも。
それもそのはず、幕が開かないで映画が始まったの
もうゆがんじゃって。大変だった。
なんとか修理してくれるのかと思ったら、幕が結局開かず、客に上映中止を伝えるのよ。
もう~ありえない!!
ありえないわ!!
この映画の為だけに、オールしに来たのに、映画上映中止。
スティーブン・キングの呪い!!
ミストの呪い!!
まぁ、映画料金の返却と、招待券をいただいたので、さっそく本日みてまいりました。
まぁ~今年みた映画の中では、今のところ最高よん!!
最近おもしろい映画がなかったから、この映画はマジお勧め。
ラストシーン、あれは賛否両論あると思うけど。
私(わたくし)は、納得したわ。
それに、スティーブン・キングもそうだけど、D・R・クーンツとかも、やたらと向こうの作家って、宗教ネタが入ったりするじゃない。
今回もちゃんとたっぷり宗教関係はいっております。
もう、映画を見終わったあと。
頭の中が、『贖罪』『贖罪』でいっぱいになったわ!!
スティーブン・キングの映画って、これまた賛否両論あるじゃない。
『ドリーム・キャッチャー』はひどかったもんね。
あれはちゃんと原作読んでいたから、原作の方が素晴らしいわ。
今回は原作を読んでいないので、比較はできないけど。
ちょっと原作を読んでみようかと思いましたわ。
私(わたくし)の大好きなトーマス・ジェーンが出演しているのも、この映画の魅力。
それにしても、トーマスもふけちゃったわね。
『ディープ・ブルー』の頃の彼好きだったけど。
でこが広くなったわ。
それにしても、キングって本当にストーリーテラーよね。
「ある日小さな街の地元のスーパーに行ったら、たくさんの人たちが買い物をしていた。ふと窓を見ながら、もし、ここで最悪なことが起きたら……窓が全部凹型に歪んでしまったら…と思ったんだ」
それで、この小説のアイデアが生まれたらしいわ。
最高よ!!
キングって
まぁ、お話は、タイトルどおり、霧がでてくるのよ。
この霧の中になぞの存在が。
まぁ、魔界水滸伝みたな話、クトゥルー神話みたいな感じの化物でてきて。
もう~大変。
しかも、これとは別に人間心理をうまくえがいているわ。
神の話を説いて、人を煽る者が現れたり。
こういう状況に陥った時の人間心理もとてもうまく描いております。
一番怖いのは、人間かしら?
って感じ。
ホラーだから、とか、SFだから、とか好き嫌いせずに、つべこべ言わずに、この映画は是非見るべきだわ。
ラストシーンに、あなたはどう感じるか?
それが知りたいわ。
2時間以上ありますけど、あっという間に見れます。
「映画史上かつてない、震撼のラスト15分」を克目して観よ!
ラストシーンを観終わった後、どうとらえたら良いのか、しばらくの間、呆然としてしまいました。お陰で、普段なら、エンドクレジットは観ずにすぐに席を立つのですが、この作品に限っては最後まで観る事になってしまいました。
宣伝コピーに「霧の中には何が待っていたのか・・・映画史上かつてない、震撼のラスト15分」とあります。大体の映画は誇大コピーだと思いますが(私見では90%超?)、この映画に限っては誇大宣伝ではないですね。
霧(=ミスト)=人生?・・・などなど、様々な解釈が生まれてくる作品です。「人生」「神」などシリアスなワードで語ることができる、ハードな映画ですね。もちろん、SFホラーとしても充分面白いですが。
未見の方のために、詳しい記述は控えますが、ひとつだけ。
先日観た「クローバーフィールド」は、視点が個人からのものであったのに対し(脚本はともかく、ハンディカメラによる撮影手法に関しては一級品でした!)、この「ミスト」はラストで、物語が「神」からの視点で語られていたことが明かされます。
それは何とも皮肉というか・・・、「神」ではない「人間」には、この世界全体を俯瞰することは無理なのか・・・。
一見すると、アンハッピーエンドに思えるのですが、よくよく考えてみると、ハッピーエンドともアンハッピーエンドとも言い切れないこのラスト。
近年稀にみる、余韻が残るラストではないでしょうか?
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