ミストのレビュー・感想・評価
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監督に期待したのに...
なんだこれ、謎も多いし、最後までわからずじまいだし、だめだね。その上バッドエンド。息子がかわいそう...
ただのパニック映画ではない…
この映画の感想は本当に様々だと思います。
最初はただ霧の中にいる得体の知れない怪物に、
怯える様を見せつける感じかなと、
思いきや!!!
全然違いましたね。
私は、これは見えない怪物怖いとか思うより、
パニックに陥った時の人間の様子が最も怖い!
って思う映画だと思います。
外は霧にまみれ、何が起こっているのか、
助けは来るのかという不安と恐怖が、密室空間にいる人々を混乱させ、宗教おばさんの扇動に乗っかっていく様が恐ろしい恐ろしい笑
人間って醜く、恐ろしい生き物ですね…
都市や社会が機能しないと簡単に暴徒化してしまう。だから、政治や宗教があることに妙に納得させられました。
最後の最後まで見入ってしまいました。オチが読めない!!!というのもこの映画の魅力のひとつですね
そしてそして!
後味の悪さは今まで見てきた映画でもダントツかと笑
原始
リアルな人間の心情描写
霧の中に潜む異次元からきた怪物
この世には異次元というものが存在していて地球はその異次元の世界に囲まれているという設定。近くの山の上で科学者たちが異次元の世界に窓を作りそこから観察する実験を行っていたが事故で向こうの世界がこっちにきた。人間の体内に卵を産み皮膚を破って孵化させる。壁に固定され卵を産み付けられた男性の腹が異常に膨れた時はプレデターや!プレデターや!と怪物の赤ちゃんが勢いよく飛び出してくるのを期待したが実際には皮膚が破けて赤ちゃんが体外にどろっと流れ出す感じで、イメージとは違ったがこれはこれでハマったシーンである。大中小様々な怪物がいるが終盤に出てきた最大級の怪物の壮大さには興奮した。
神を信じすぎた中年女性カーモディ
神の仕業だと喚く彼女の言葉を最初はみんな他人の戯言としか思っていないが、事の深刻さが分かるにつれ正常な判断力を失い何かに縋るしか自分を保てなくなり最終的に中年女性を信じカルト化する。
中年女性の視点 現実の状況に驚きはしつつも周囲の人に神の仕業だと扇動する。徐々に自分を信じる者が増えてきてあたかも自分が神の使いであると思い込み扇動に拍車がかかる。やがて生贄を捧げなければならないと言い始め、店内のマイノリティである主人公たちを標的にする。
地域の出身ではない切れ者弁護士
状況を把握できておらず冷静な判断ができなくなる。店の外へ出ると言い出すが弁護士である彼を信じ数人がついていくという暴挙に出る。
原因元の情報を何か知っている軍人
3人居合わせていたが、銃を持っておらず無線も持っておらず全く役に立たないトリオ。その内の2人は負傷した者のために店外の薬局へ薬を調達しに行くって時にも根性を見せず、挙句首を吊って自殺する。もう1人は扇動好きの中年女性に標的にされ生贄として怪物に殺される。
州の射撃大会で優勝した店員のオリー
地域の住民と交流的でフレンドリーなおじさん。状況を飲み込み的確な判断をする。唯一その場で持ち合わせていた拳銃一丁を見事に使い熟し怪物から人々を守る。優勝したと言っているだけあり無闇に撃ちまくるのではなく、逃げ惑う人々に当たらないよう狙いを定め一発で仕留める。また主人公の息子が瀕死の怪物に狙われるといった状況でも間一髪主人公が助けるまで焦らずにタイミングを見計らいまたも一撃で倒す。もはや主人公並みの活躍をしている彼がちょっとした運の無さで怪物に殺されてしまうのはどうもいたたまれない。
地元の先生で博識で勇敢な年配の女性
主人公の息子の面倒をみて、場を和ませようと地元の住民の紹介し始め自分はこんな状況で何をやっているんだと完璧なボケツッコミを見せてくれた温かみのあるおばあさん。
薬局へ薬を調達しに行く時も同行。途中で怪物に襲われ数人が殺される中、油性スプレーとチャッカマンで応用した簡易火炎放射器を
目の前に現れた怪物にぶっ放し見事倒してしまう。肝っ玉の据わった男勝りの勇敢な女性である。
主人公のデヴィッド
最終的に車で逃げ出すことに成功し家に戻るがやはり妻は殺されている。また霧の中でガソリンが無くなる。そして、同乗していた仲間4人を同数の弾しか残っていなかった銃で撃ち殺す。しかし、怪物に殺され待ちの主人公が晴れて行く霧の中で目にしたものは絶望そのものであった。
予想だにしないラスト
大事件を当事者目線で観させられる
状況が把握できない集団がどうなるかを描いた話。
インプット(情報)が少ない中アウトプット(外に逃げたり戦ったり)して、その結果こうなります(襲われる、血、死体・・・)という流れ。
さらにどん詰まりになってからの人々の凶行・・・。
作り手が感じたもらいたいだろうことがバッチリ体感できました。
人間の恐ろしさ…
酷評のものが多いが、個人的には非常に面白く感じた。
死と隣合わせなのに助かる手立てがほぼ無い、という状況で人間たちの駆け引きがホラー。
さらに、犠牲が増える中で”カストロ”おばちゃんがどんどんカルト的信徒を増やしていく様が怖すぎる。
人間という生物、本能と理性が混在し、それがさらにグチャグチャになっていく……
逃げ出してからの展開が実に衝撃的。
自分だけ死に切れなかった絶望に、あと少しでみんな助かったのにという絶望が重なって、さらなる絶望に…
まさにバッドエンド中のバッドエンド…
怪物のホラーと人間のホラーの相乗効果からの大どんでん返し。ストーリー構成に唸らされた。
極限状態になったら、一番怖いのは人間でした。
あの有名なサイレント・ヒルの元ネタってことを囲炉裏が言ってたので見ました。
英語版だったので宗教のくだりが何を言っているのかわかんないとこあったけど、極限状態になったら、一番怖いのは人間でした。
そして何よりラストのオチ!
全然予測できてなくて、唖然。
酷評の多いB級映画って言われてるけど
SHやった人はとりあえず観るべき。
確かに後味悪さでは映画史上最上級
意外なラストに茫然
すごく面白いと聞いて見始めたが、最初にB級臭強めの触手が出てきた時点で期待が薄れた。
2008年の技術ってこんなもんだっけ?それとも超低予算?と。
そして、たまに虫が襲ってきてパニックになるとはいえ、ずっと同じ建物の中でのシーンが続く。
宗教おばさん意外は特別個性的なキャラクターもいないし、退屈な映画かも…
と思ったのだが、いつの間にか真剣に最後まで観てしまった。
確かに面白い!と納得。
化け物も怖いが、人間の集団心理が一番怖ろしい。
しかし、あのラストは予想外だった。
「えっ?本当に?まさかこれで終わり?」と、スッキリしなさナンバーワン。
しかし、そのラストシーンこそが、凄いのだ。
幻想的な霧に包まれ、誰かが見ている奇妙な夢の中に迷い込んでしまったかのような感覚に陥り…茫然。
地獄のデビル・トラックの修正/豪華版
NooooooO!
敵が何なのか解らない怖さが面白かった。
スーパーの中での人間模様はある意味、その正体不明の怪物より恐ろしいモノがあった。
そして、主人公にとってあのラストは究極の絶望でしかないなと心痛みました。
一番驚いたのはウザイ婆さんがロミオ+ジュリエットのジュリエットだったということ(笑)
なかなか、踏み込んでる映画だとは思いましたが、一度観ればいいかな。
胸糞悪い
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