「残酷で救われない話」ミスト クボカズさんの映画レビュー(感想・評価)
残酷で救われない話
観るのは2回目です。
2回目見終わった感想は、やはり救われない話だなと思いました。
ジャンルは、未知なる生物が襲来して人間を襲う、いわゆるパニック映画というやつです。
ただ他と違う所は、モンスターにいつ襲われるのかと極限状態に追い込まれた人間心理にフォーカスがあたっている所かなと思います。(モンスターについて、詳細は結局分からず)
モンスターへの恐怖心・救われたいがための神への妄信・妄信者の暴走等々、追い込まれた人間の変わり様がよく演出できていたと感じました。
また有名な最後のシーンについて、1回目見た時は全く予想できず衝撃的でした。
他のパニック映画と比べると、何とも残酷で救われない結末です。
胸糞悪い話が苦手な人にはおすすめできませんが、
自分は良作だったと思います。
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