劇場公開日 2008年5月10日

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「ラストの感想を先に書いてしまうと、とっても後味の悪いラストだった。...」ミスト akiraさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ラストの感想を先に書いてしまうと、とっても後味の悪いラストだった。...

2020年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ラストの感想を先に書いてしまうと、とっても後味の悪いラストだった。
最後まで希望を失ってはいけないという意味があると思うが、あれだけの気味の悪い化け物が出てきて、巨大生物を目の前で目撃して、果たして冷静な精神状態が保てるのか。作り手の意図が理解しきれない。

映画(作り物)としての衝撃的なラストシーンとしては、あまり見たことのない結末でとても記憶には残るが、冷静になって振りかえってみると、ミストや化け物の正体がいまいちわからないまま終わってしまった。唯一、極限状態に陥った人間の変わっていく様やもろさは、とても良く描かれていたと思う。

「僕が怪物に殺されないように守ってほしい」約束してほしいと訴えた子供の言葉が残る。

akira