「キラキラしてる」マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 naoさんの映画レビュー(感想・評価)
キラキラしてる
クリックして本文を読む
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋さんの物語。そこで働くのはモリーマホーニと9歳のエリック。マゴリアムおじさんが突然消えると言いだして…というような話です。
この映画は、映像はきれい。そして、ファンタジー性は非常に良い作品だった。しかし、ストーリーの内容はいまいち私の心を掴むものではなかった。
オープニングの映像、音楽がまず可愛くてタイトルにぴったりで、この映画を表すような映像でした。とても好きです。
この物語の主題は、マゴリアムおじさんが消えると突然言い放ち、モリーに店を託すと言う。そこで木のブロックをモリーに渡す。モリーはこのことに納得しない。おじさんがいなくなり店をどうすればいいのか分からなくなる…
この軸となるストーリーがあるが、なぜかどこにも胸を打たれなかった、涙を流すような場面はなかった。マゴリアムおじさんがいなくなると言いだし、いなくなる理由などが全くわからない。涙をそそるために作られてないとしても、純粋にファンタジックな夢が溢れるようなおもちゃ屋さん。を映像に映し出した。というように感じる。
個人的に伏線ではあろう、エリックの家庭事情が気になった。友達を作ろうというような場面。不器用ながらも人と仲良くなろうとする。伏線であることは分かっているが、もう少し深く取り入れることもできたのではないだろうか。
しかし、魔法。というものは誰にでも夢を与えてくれる。そういうかわいい映像作品を観たという点では良いファンタジー作品でした。
コメントする