魍魎の匣のレビュー・感想・評価
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ちょっと…ダラダラ?
前作に比べると断然良いと思いますね。
ただ…やっぱり映画って2時間を越えると私はダラダラしてるって思うんです。
まぁ、必要だから2時間以上上映してるんだろうけど…
宮迫さんってこの映画に必要な人物かな?とか…
まぁ、次回作も見ると思います。
黒木さんは…相変わらず話し方がベタベタして嫌いな女優さんでした。
独特の世界観が心地よい。
昭和の古めかしい雰囲気と、日本語の奥深い流暢な台詞が素晴らしいサスペンス映画。
オカルト的な迷信や、科学をうまい具合に混ぜて、独特のミステリーを作り出す。そして、コミカルで凄みの効いた登場人物たちが凛々しく物語を作っていく様子はダイナミックで見ごたえがすごい。
日本を代表する俳優たちが、一つの面白い世界を作り出している。とくに堤真一 、阿部寛、椎名桔平の3人の台詞まわしは絶妙でコミカル。この映画の持つ「言葉」の面白さを見事に掲げている。
グロテスクな表現もあるが、素晴らしい日本映画。原作が読みたくなった。オススメ。
前作のほうが…
あの分厚い原作本を2時間強にまとめるという無理なことをがんばってやったものだとは思いますけど、監督が変わったせいか、前作の妖しげな雰囲気は皆無に。
別に上海ロケとか豪華なセット撮影とかしなくたって、演出次第で世界は作れるというのが前作だったと思いますが。今回はなにやらわかりづらい上に長くて(それは最初に書いたように原作が異様に長いので、ある程度はしょうがないですけど)、引き込まれるものがあまりありませんでした。残念。3作目以降もやるのでしょうか?
演出が違うと・・・
前作と比較して、原作に感じたおどろおどろしたところとか、神秘的な感じが少なすぎると思います。
阿部寛、堤真一、田中麗奈。ほとんど同じキャストでこんなに前作とイメージが違ってしまうんですから、演出って難しいですね。
脚本を監督自ら書いてるんですよね?“「魍魎」ってのは曖昧模糊とした感じ”ってキャラクターに言わせてるのに、全体のイメージとか謎や犯人の扱いがそれに則してない様に感じてしまった。
てゆーか、ラストシーンをやりたかったダケなんじゃないのかな、なんてうがった見方をしてしまいました。
最強タッグ
前作も見ましたが,京極作品に堤真一,阿部寛,椎名桔平のキャストは,最高です!宮迫博之,堀部圭亮,荒川良々もいい味出してました。そして極めつけは,宮藤官九郎!
後半にさしかかる頃,京極堂が八卦を唱えながら後天定位を踏むシーンがあり,仕事柄 感心してしまいました('▽';)
まさに?魑魅魍魎。
魑魅魍魎っていう言葉があるけど、それを地でいくような内容^^;
細かい謎解きに神経を集中すればするほど、摩訶不思議な世界に
誘い込まれ、果てはその複雑さに頭が痛くなる感じでしょうか。。
おどろおどろしいバラバラ殺人という題材を、和らげているのが
主人公をはじめ、お馴染みの面々の「○○君!」なんて語りかけや
同窓会よろしく楽しそうな推理会議なんだけど、なんというか…。
細かい説明部分は、やっぱり良く分からない~(+o+)
複雑な内容でも、よく意味が分からなくても、
なんとなくその雰囲気や、不思議な世界観は存分に味わえるので
楽しめるには楽しめる作品。気持ち悪いにはかなり気持ち悪いので
ジャンル的には…怪奇SFXコメディ?なのかなー^^;
なんか盛り込み過ぎの感があり、ラストはちょっと興ざめでした。
(怪奇部分を取り除けば「トリック」になりそうだ^^;阿部ちゃぁん!)
予習は不要
RPGのように仲間が集ってゆく群像劇が収束してゆく
美馬坂近代医学研究所は,まるでラストダンジョン。
俳優全員がハマり役の
キャラ立ちしまくり登場人物たちが魅力的。
大作感がある映像も見応えあり。
濃厚濃密な原作と比べると,
遥かに分かりやすいし,
深みも全くないけれども,
娯楽として観るぶんには十分面白い。
原作の番外編として楽しめました。
エゴがうごめく歪んだ狭間を,
恐怖ひしめく世界観にしなかった事は正解だと思う。
和やかな見た目だからこそ,
平和の背後に潜む魍魎を感じさせ,身体を震わせる。
漢字が出てこん~!
“匣”って漢字が~(^^;!京極夏彦原作の人気小説、“京極堂(百鬼夜行)シリーズ”の映画化第2弾。前作「姑獲鳥の夏」(←コレも出ないよ!)も見てないし、原作も読んでません。こんな吾輩でも楽しむ事が出来たのでしょうか??
『まあ、何と台詞の多い映画!』ってのが、観終った後の1発目の感想でございました。でも、決して悪い意味ではなく、非常に楽しめました。濃密な脚本とエキゾチックな映像(上海ロケを敢行!)。そして何よりも、芸達者が集ったキャスティング!その俳優陣が、とにかくとっても楽しそう!嬉々として演技をしているのが、もお観ていてダイレクトに伝わってきました。誰もミスキャストが無い!と思える(原作読んでませんが…)中で、特に柄本明サン演じる“マッドサイエンティスト”が、吾輩的には“超”が付くほど『嬉しかったです(←文法的にはオカシイですよね…でも、わかって(^^;)!』話としては、結構耽美でグロテスクなんですけど、それをあまり感じさせない猛烈なテンポで、濃厚なんですけどそんなに長くも感じませんでした。常にスクリーンから目が離せない展開で、心地良い2時間13分でございました。原作は、まだまだ続く(現在9巻まで刊行済み)ようですが、コレは映画の方も、引き続きこのキャスティングで続けていってほしいですね。
この映画の宣伝チラシに、『映画界を代表する6人の超強力キャストが集結…』と書かれておりましたが、主要キャスト6人って、堤 真一・阿部 寛・椎名桔平・宮迫博之・田中麗奈・黒木 瞳…??『宮迫は違うやろ~!!』いや、彼の演技を否定する訳ではないですが、『映画界を代表する…』ってのはチョットね~。違うでしょ(^^;?
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