P2のレビュー・感想・評価
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どこに駐めたかわかんなくなるやつ、ではない。
仏ホラー傑作Haute tension(2003)の監督Alexandre Ajaが脚本に関わっている。あの緊迫に似た感じがある。imdbは5.9だがもうすこし高くてもいいような気がする。rottentomatoes値は35・36%で低かったが個別評では賛否が半々にあった。
監禁されるまでを、丁寧に描く。高層階のオフィス、(仕事が)できる女性、クリスマス最後の一人となった彼女が、ようやく仕事を終え地階の駐車場(のP2区画)へ降りてくる。そこで車がスタックし管理人室へ。一見、まったく問題なさそうな饒舌な管理人。やりとりを経て一端解放されたかに見せる。その謂わば「小康状態」が巧いので、そのあとのhorribleな展開が相乗してくる。
Haute tension(邦題:ハイテンション)も似た切り口があった。なんでもないな──と思って見ていたら、怒濤の展開に度肝をぬかれる。その語り口がうまい。
この管理人がWes Bentleyで、常人に見えるけれどサイコパス──の役どころが適役だった。日本でこの役を充てるなら岡田将生とか要潤とか松坂桃李とか・・・だろうか。「イケメンだがひねくれにも見える」──これができる人はわりと絞られる。と思う。
サイコパスが監禁するものの、窮鼠猫を噛む──の法則にしたがって、返り討ちををする──そこは勝ち気なヒロインの見せどころ、日本で充てるなら北川景子、長澤まさみ、戸田恵梨香、柴咲コウ、・・・。芯が強そうな感じ──この属性は多数いて、選り取りだと思われる。
ざっくりの感想として(話は別物だが)ヘイリーベネット主演のKRISTY(2014)の印象。海外評では佳作なのに日本ではぜんぜんダメだったBerlin Syndrome(2017)の感じにも似ている。おそらくP2が記憶に残っているのは(Alexandre Ajaが噛んでいることで)アメリカの明と、ヨーロッパの暗の中間にあるからだと思う。パスカルロジェがアメリカへ進出したThe Tall Man(2012)の肌感が近い。と思う。
当時はレイチェル・ニコルズにハマっていた頃だ・・(笑)
まさに大都会の死角ですね、ただえさえクリスマスだからオフィス街は人気がなくなるのに地下駐車場から出れないとは怖いですね~。 出られないなら犯人を倒すしかないですが・・難しいか・・(笑) あの白いドレスでレイチェル・ニコルズの魅力たっぷりなのはもちろんなんですが(笑)、その前の仕事の格好も素敵でした(^-^)
P2
クリスマス・イヴの夜、
残業で帰りが遅くなり不運にも地下駐車場に閉じこめられてしまったヒロインに襲いかかる戦慄の恐怖を描く。本作はR18指定だが、
エロテックな描写は無く、
登場人物が少ないので残虐描写も少しだけ。
エログロ描写を期待して見ると肩透かしにあうと思います。
女性が監禁される設定は家の地下室などというパターンが多いですが、
広い地下駐車場に閉じこめられるという展開は斬新でした。
犯人の正体が同じビルで勤めている警備員トムなんですが、
被害者をいたぶる変態ぶりもなく、
素直にしたがっていれば害がないみたいに感じたので、
恐怖感があまり伝わってこなかったのは残念。
ヒロインがドレスを着せられているので、
どうしても巨乳に目がいきます。
地下駐車場内でチキンレースを行う展開は面白かった。
クリスマスに自宅で気軽に楽しむには最適ではないでしょうか。
面白いのは前半だけ。
確かに前半はハラハラドキドキだったけくどすぎる。映画とは言え逃げ惑う主人公の不運の無さにイライラする。地下を行ったり来たりがほとんどでこれを言っちゃ~映画は観れないがシンプルに地下にあるレンタカー事務所を入れなくして警察を待ってば済む話しなんだけど(笑)と思うぐらい無駄に行ったり来たりします。後1箇所かなりのグロ映像が流れるがこの映画にグロ必要かな?女の子が観たらトラウマになるよ。最終的に内容はただくどいだけです。
やっぱ、自分の命は自分で守る!
P2って地下駐車場の地下二階って意味だった。
んでもって…駐車場の管理してるお兄さんがストーカー。。。
彼がエルヴィスのつもりなら…彼女には(ああいう格好させて)
マリリンになってもらいたかったのか((+_+))
しかし…彼女、巨乳ですよねぇ…そこばっか気になっちゃいました(^_^;)
犯人を殺すところまでいくっていうのは…
個人的には大賛成です。だって…もし、彼が刑期を終えて出てきたら…
なんて考えると…恐ろしいじゃないですか。。。
それに…彼女を着替えさせた時に…
ヤツに何をされたのか…分からないなんて。。。(@_@;)
そんな男、この世に居てもらっては困ります。
死刑なんて待ってられませんしね。
犯人が死ななきゃ安心して寝られません。
って映画の感想になってないけど…
とにかく、自分のことは自分で守らなきゃならん!ってことです。
別に地下だけで逃げ回らなくても。
ビルの警備員が気に入った女性社員を監禁する、ただそれだけの話し。ヒロインがクリスマス・イブに遅くまで残ってるというのはいいとして、なんで警備員がそれを知ってて準備してるのか不思議(2人前の食事とか)。しかもその設定で最後まで走るけど、どこにも工夫が無くて、だらだらした展開。キャラも今更この程度の異常キャラではなんらインパクトが無い。フランク・カルフーンの演出は手堅いけど、どこにも新鮮味は無し。サイモン・レイノルズはハンサムだけど、あまり凄みに欠けるし(プレスリーの真似が変に面白いけど)、レイチェル・ニコルズも美人かもしれないけど、血まみれで絶叫するのも煩いだけ。どこにも新味がない一作。
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