「期待してはいけない」大いなる陰謀 JAGABOYさんの映画レビュー(感想・評価)
期待してはいけない
「大いなる陰謀」というタイトルからイメージして、手に汗握る大作かと思って観に行く人は絶対に裏切られる映画である。椅子に座って向かい合った二人が、早口の会話ばかりしている退屈な作品である。
戦場のシーンが出てくるが、これまた迫力も何も無く、物足りないことこの上ない。映画ではなくて、舞台劇を観ているようなものである。娯楽としてではなく、情報を得たり教養を求めているファンなら満足するかも知れない。
原題は「Lions forLambs」なのに邦題を「大いなる陰謀」にしたのは、ヒットしそうもない映画に観客を集めようとした「陰謀」だったのかも知れない。
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