「ア・イ・シ・テ・ル ア・イ・シ・テ・ルって空耳アワーだね。」RENT/レント マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ア・イ・シ・テ・ル ア・イ・シ・テ・ルって空耳アワーだね。
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評価できるのは、最初の曲と『モーリンタンゴ』ぐらい。
『T細胞の歌(?)』が良かったが、すぐに終わって『ストリップの歌(?)』なって、それがまたつまらない歌。
男女が輪になってもう一曲歌うが、見事なユニゾン!独唱を聞かされても、所詮、口パクなので、緊張感が全く無い。
『地下鉄の歌』はセリフを歌っているだけで、抑揚がなく、スキャットでごまかすのみ。挙げ句、歌ではなく、スタンダップコメディまで始まっちまった。とうとう、最後はミュージックビデオの様になっていた。雑音に聞こえる。合唱になってない。コーラスでしかない。一年かけて作った曲聞けば、この映画がヒットしなかった理由が分かる。
『LGBT』『HIV』は難しい問題、ブラックマンデー直後のカウターカルチャーに重ねて描いて良いのだろうが?
この演出家亡くなっている様だが、残念ながら、名作とは言い難い。原作者が命尽きるから作ったのだろうが、映画にするなら、もっとまともな演出家に作らせなければ。原作者が可愛そうだ。つまり、映画にするような舞台じゃないって事かなぁ。舞台なら良いのだろうが。
ア・イ・シ・テ・ル ア・イ・シ・テ・ルって空耳アワーだね。この映画見て思う事は、ミュージカルが嫌いになりそうだ。
疲れた。
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