「何ともものすごい」変態村 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
何ともものすごい
ベルギーの闇三部作その一作目、狂った村に迷い込んだ狂気の物語。
BGMがほぼないのがまた生々しい。
登場する全員が皆どこか異様で、主人公マルクは不条理な受難が終わる事なく襲ってきます。
そんな中、主人公含め皆狂気性がどんどん増してきて、逃げた先に見た磔。
ここで事切れたように、自身に求められ貪られ続けてきた女性性を受け入れてしまった様でした。
その先の救いの言葉だったのでしょう。
何ともものすごい作品でした。
磔の遺体は色々考えられるでしょうけど、頭に浮かんだのはグロリアでした。
それにしても邦題よ…
コメントする