リトル・ランナーのレビュー・感想・評価
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まああり得んけど
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少年の父が戦争で死に、母は病気で意識が戻らない状態になる。
少年は奇跡を起こせば母の目が覚めると信じ込み、マラソンを始める。
そして天才的才能が開花、半年くらい?で有望ランナーに。
ただ時代が古く、学校の学長や先生達はは反対の立場だった。
宗教的に、奇跡を起こそうと思うのは傲慢なことなんだそうな。
でも元五輪ランナーの先生だけは少年を支持してくれる。
ボストンマラソンに出たらクビ、との学長の警告を無視し、
少年も先生もボストンへ行く。そして14歳にして見事準優勝!
一躍ヒーローになり、クビも免れる。母も目覚める。
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まあ予想通りの展開、ってのが本音だけどね。
でも作り話とは分かってても、少年の頑張りには心打たれる。
それにしてもこの宗教はカトリック?今の時代から見れば最低。
子供の可能性を否定する、平凡バカ製造機みたいなもの。
今の比較的自由な世界に感謝せんとアカンわな。
あと少年が好きな女の子がいてこれがメリルストリープそっくり。
この子は尼になるとかで恋愛する気は全くないし少年を拒否るんやが、
少年がヒーローになった瞬間に露骨にベロチューする。
うーん、どうなんやろ、この女?
少年が好きってより、少年の功績が好きなんじゃねーのか?(場)
ラストで号泣
難病で昏睡状態のお母さんに「奇跡」を起こす為に。
言ってみればただそれだけのことなのだけれど…学校ではグレてトラブルメーカーの少年が病室で眠るお母さんの前ではまだ幼いんだなと思わせる素直な顔を見せていたり…
周りにそんなもの信じるなと言われ続けてきた「奇跡」を一途に信じ続け、努力を重ねた少年。
最後にボストンマラソンで走っているシーン、親友が放送室に閉じ籠りラジオ中継を校内に流し、学校中のみんなが彼を応援しているシーン。
最後の数分間は号泣。
言葉では説明できない良さがぎゅっと詰まった本当に素敵な作品。
安易に奇跡が起こってしまう映画
実は小さい頃から毎日、遠く離れたお母さんの病院まで走って通ってた、とか
それなりに奇跡の伏線がないと・・・
あまりに簡単にマラソントップランナーになれてしまう、それも中学生が、という映画ならではの映画。
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