化石の森(1936)のレビュー・感想・評価
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直毛の黒髪の デューク・マンティ
舞台の映画化で 共演してたレスリー・ハワードとハンフリー・ボガードの息はぴったり
ベティ・デイビスは若い時から フケ顔なんだな… と思ったが、アラン(ハワード)にときめき、服を着替え 前髪を上げると可愛くなった!
無銭飲食をしようとした旅人アランは 作家くずれなのか 詐欺師なのか謎
夢想家のようでもある
口が上手く周囲を煙に巻く…が、死に場所を探しているような処も
そんな彼と殺人犯デューク・マンティ(ボガード)は
肝胆相照らしてしまう
現実社会には不適合のふたり
この役でボガードが映画スターの道を歩み始めるのがわかる不思議な魅力
「ピグマリオン」を見てハワードの実力を知った
このアランや「風と共に去りぬ」のアシュレーに
〈死の影〉が見え隠れするように思うのは
彼の悲劇(搭乗機誤撃事件)を知ったからだろうか
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