0:34 レイジ34フンのレビュー・感想・評価
全3件を表示
ジョージ・クルーニーは~?
下水道作業員が不気味なモノを見て一人が殺された。スプラッターホラーらしいオープニングでワクワクするのだけど、中心となる舞台地下鉄構内では徐々にトーンダウン。ケイトが居眠りしている間に人がいなくなってしまうという設定では、別のドラマかと勘違いしてしまうためだろうか、ちっとも怖くなくなってしまう。
地下鉄構内に住み着いているジミーとマンディのホームレスはなかなかいい人物設定だと思ったが、やられることは目に見えているので緊張感もない。さらに外科医の息子であるシリアルキラーも全貌を現すのが早すぎ。しかも、いきなりシリアルキラーとなった経緯がさっぱりわからない。水槽内に浮かされていた黒人の下水道作業員ジョージだって意味不明だ。
唯一面白かったのはジョージ・クルーニーに会うことを楽しみにしていたという設定と、ラストシーン。始発の電車が入ってくる頃、男がケイトに硬貨を渡すところだ。結局、笑えるところで加点。
ウトウト居眠りしてしまったら駅構内から出られなくなった、駅員は何も...
ウトウト居眠りしてしまったら駅構内から出られなくなった、駅員は何も確認しないのか変過ぎる、なんじゃこの駅。
TUBE脱出スプラッターホラー。ただただ怖いだけで襲われる理由とか話はどうにもなっていない。逃げる戦う逃げるの繰り返し。沢山人が死ぬが主人公だけ助かる。
.
自宅にて鑑賞。イギリスとドイツの合作で原題"Creep"。C.スミス監督(脚本も担当)劇場長篇デビュー作。単調な展開でメリハリも無い上、演出もワンパターンとひたすら退屈しラストも蛇足的。S.ハリス演じる“クレイグ”ことクリーチャーは『地獄の変異('05)』、『ディセント』シリーズ('05・'09)、『レック』シリーズ('07~)等を彷彿させるが、孰れも本作('04)の方が古い。ただ他作に較べると、その背景や生態は余り描かれない。主人公“ケイト”のF.ポテンテにも魅力が無く特筆すべき点は無い。40/100点。
・鑑賞日:2011年11月13日(日)
全3件を表示