アルフィー(2004)のレビュー・感想・評価
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コメディとは言えない
主人公が観客に 画面から直接 語りかける演出はときどき見かけるが、
本作品は冒頭から終わりまで、ずーっと語りかける。
この手法は、どちらかというと舞台演出に多い。
映画には少し違和感を感じる。
主人公にも全く共感できないので、ただただ退屈な映画だった。
まあ、ジゴロを気取った人生を歩んできた人には、悔恨の情と共に刺さるかもしれないが。
40分頃に出てきた 爺さんとの会話だけが 観て良かったと感じる部分
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リムジンの運転手として次から次へと女に乗り移る。乗り移るといって...
リムジンの運転手として次から次へと女に乗り移る。乗り移るといっても女性上位ばかりだ。腰が悪いんじゃなくて体がもたないから・・・
シングルマザーのマリサ・トメイとは別れ、黒人の親友の彼女とも寝てしまう・・・そのうちインポになって医者に診てもらったら、治ったのはいいけど、“しこり”があると言われるし、親友の彼女から「妊娠した」と告白される・・・
次々と女を乗り換えたはいいけど、徐々に虚しさに気づく。しかも親友の彼女は子供を産んでいたというショック!親友を失ってまで「女は意のまま」を続けることが苦痛になって、過去の女を訪ね回っても皆新しい彼氏が・・・
プレイボーイが普通の生活をしたくなるって感じの映画。トイレで会ったじいさんに海岸を歩きながら相談するシーンがいい。全編通して、ジュード・ロウが観客に語りかける手法ってのも慣れてくるとなかなかいい。だけど、もうちょっと大きな事件が起きないと、面白くない・
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