「アクションとヒューマンの融合」ダニー・ザ・ドッグ かつさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションとヒューマンの融合
アクションとヒューマンドラマというなかなか融合の難しい分野を見事に作り上げた作品でした。どちらかに偏ったり、どちらも中途半端になるのじゃなく、どちらの要素も上質で素晴しかった。兎にも角にも、その要因はジェット・リーとモーガン・フリーマン!それぞれの一流俳優が存分に実力を発揮してた。
冒頭から、ジェット・リーのガチアクションで掴まれ、行き着く暇なくヒューマンドラマへ大きく展開。ヒューマンパートを十分な時間を取って、ダニーの心境の変化を丁寧に描くことによって、後半のアクションでダニーの戦うところでの彼の感情が痛いほど伝わって来て、彼目線でストーリーに入り込めた。
ケリー・コンドンと結構いい感じだった。
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