PTUのレビュー・感想・評価
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多分、ジョニー・トーを意識して初めて見たのがこの作品で、あまりに面白くて腰を抜かしたような記憶がある。それ以来2回目は期待が高すぎたせいか、地味で驚いた。ギョロ目など、実体が現れないままずっと話題の中心にいて、どんな人なのかと思うと割と普通。クライマックスで薬の密売をしている連中が巻き込まれるのは偶然なのか、できすぎた展開だ。いろいろな勢力が入り乱れるのは楽しいだけど、勢力の背景があまり描かれておらず気持ちが乗らない。しかし、雰囲気はとてもよくて、エアガンの銃身を切って、グリップを黒くスプレーしている様子が楽しい。
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若干、テンポが悪い気が。。
かの傑作「ザ・ミッション/非情の掟」のジョニー・トー監督作品。自分の銃を無くした刑事が、何とかその失態をくつがえそうと、仲間の協力を得ながら夜の街で奮闘する姿は、ラム・シューの時にコミカルな演技(と風貌)もあって大いに楽しめる。また、彼を助ける機動隊の班長に扮したサイモン・ヤムも存在感があっていい。
ただ、フィルム・ノワールの傑作だった「ザ・ミッション」と比べてしまうとテンポが悪く、どうも中盤の展開がダレていたように思うのが少し残念だ。
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