コントロール(2004)のレビュー・感想・評価
全6件を表示
現代社会の中で秘密裏に行われているという設定で、反社会性人格障害を...
現代社会の中で秘密裏に行われているという設定で、反社会性人格障害を更正させようとするプログラムなのかとも思ったが、結果というかその過程も全て製薬会社の新薬アナグレスのためだけの実験。
コープランド博士(ウィレム・デフォー)が真面目な研究者で、偽薬だとは知らないで与えていたという部分だけが話の救い。プラシーボ効果でも人間が本来もつ真心を・・というのが話のメインというわけでもないので、悲しくモヤモヤしてしまう。近未来SFマンガにありそうな設定で全体的に話が粗い印象。
なんの期待もなく借りてみたら名作だった
なんの期待もなく借りてみたら名作だった。ごく稀にこういうことがあるから、映画はなんでも見てみるもんだ。
設定にまず引き込まれるが、なにより展開がスムーズで中だるみがない。極悪人から善人へ、敵から味方への演技、演出のグラデーションが抜群に上手い。
そして、心を入れ替えても最終的に過去の罪に足を引っ張られるかのように追い詰められていく。
さっぱり目の終わり方も悪くない。
あんまり知られていない映画なんでしょうか。すばらしいと思います。
彼は殺人鬼のままかそれとも善人か?ラストには驚き!!!
この手の映画はオチに対して様々な予想ができるが見事に予想が外れて思いもよらないオチにいってとてもびっくりした。主人公は更生したのかそれとも殺人鬼のままなのかを常に考えながら見るため主人公の行動ひとつひとつに疑いを持つため全く飽きることのないスピーディな展開でとても良い。主人公のレイ・リオッタの演技は素晴らしい。本当に観客に対して殺人鬼?更生?の狭間を上手い具合に演技している。意外にアクション要素が多かったがそれよりもドラマ、ミステリー感を増して欲しかったなぁとも思う。しかしラストに驚きと感動を与えてくれて本当に見ごたえのある映画だった。
アナグレス
凶悪殺人犯が条件付きで新薬開発の試験者になる。
新薬開発担当博士のウイレム・デフォーと試験者のレイ・リオッタとの共演となれば期待感充分です。
新薬の効果テキメン自分の犯した罪を反省し謝罪するようになるが、それがもとでとんでもないラストへ。
あとは映画を見てのお楽しみ。
全6件を表示