砂と霧の家のレビュー・感想・評価
全3件を表示
なかなか
観応えはあったが…。
ジェニファー・コネリーはショーン・コネリーと関係あるかと思ったが、無関係らしい。
にしてもきれいな人だった。
まぁ、美人は得だね、とも。
警官を本気にさせ、結局家族を壊してしまったし。
一番悪いのは役所だが、ちゃんと書類を見てなかったのも悪いし、転売目的は悪いことではないと思うし。
家族のためにいろんな仕事をして、お金を稼いで安い物件を買うベラーニ。
商売上手というか、「お金持ち」の才能があるんだろうね。
警官がベラーニを脅すシーンは嫌な気持ちに。
お前は何様じゃ?!
人んちのお風呂で自殺を図るキャシー。
そしてなぜ救急車を呼ばないのか不思議。
そしてまたしても出しゃばりキレる警官。
お前は馬鹿か?
とまぁ、口が悪くなる展開なのである。
そしてラストは…誰1人幸せにならないという、これは衝撃なのか自然な成り行きなのか。
ベラーニさんの死に方がまたすごい。
あれは真似できない。
霧が多い土地なのはわかった。
砂はよくわからない。
崩れやすい脆い家という意味?
役所のミスにより翻弄される2家族の物語
物語、それは一つのアクシデントから始まる。
海岸沿いの1軒の家をめぐる争い。
本当に役人はこういうミスを簡単に起こす。
それによる結果は法にのっとり杓子定規的な結果が訪れる。
全く、人の気持ちが通わない結論が訪れる。
作品自体は、それぞれの人物にに背景が見事に組み込んであり、
観る人を飽きさせない。脚本も良いです。
役者陣もJ・コネリー、B・キングスレーといった大物が
素晴らしい熱演をしています。
J・コネリーはどちらかと言うとアイドル的な扱いかと思ってい
いましたが、いやはや体を張った演技をしています。
特にイランからの亡命軍人を演じたB・キングスレーが素晴らしいです。最後のシーンは真骨頂でしょう。
邦題のほのぼのとしたイメージに対して
結構残酷なラストが待っています。
みられる方は覚悟を。
悲しい
楽しく映画を見たいという人にはおすすめできない。
とても悲しい結末に心をいためる。キングスレーさんの子への想いを表現した演技。留守番電話のメッセージがポイントでしょうか。
全3件を表示