「役所のミスにより翻弄される2家族の物語」砂と霧の家 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
役所のミスにより翻弄される2家族の物語
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物語、それは一つのアクシデントから始まる。
海岸沿いの1軒の家をめぐる争い。
本当に役人はこういうミスを簡単に起こす。
それによる結果は法にのっとり杓子定規的な結果が訪れる。
全く、人の気持ちが通わない結論が訪れる。
作品自体は、それぞれの人物にに背景が見事に組み込んであり、
観る人を飽きさせない。脚本も良いです。
役者陣もJ・コネリー、B・キングスレーといった大物が
素晴らしい熱演をしています。
J・コネリーはどちらかと言うとアイドル的な扱いかと思ってい
いましたが、いやはや体を張った演技をしています。
特にイランからの亡命軍人を演じたB・キングスレーが素晴らしいです。最後のシーンは真骨頂でしょう。
邦題のほのぼのとしたイメージに対して
結構残酷なラストが待っています。
みられる方は覚悟を。
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