僕はラジオのレビュー・感想・評価
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気の重い感動作
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知的障害を持つ黒人青年と高校のフットボールコーチの絆を綴っています、最後に本物の映像が流れます、実話に基づく感動のヒューマンドラマ。
実話とのクレジットが無ければ半世紀近くも前のアメリカ南西部の町の出来事とは信じがたい、
人種差別もあって当然、まして不審者もどきの知恵遅れの青年に対して、親身な支援を行う人物が少なからずいたことが奇跡に近く思われる。
劇中でもコーチの動機めいた少年時代の新聞配達での出来事が語られるが真相は不明、こうまで肩入れするのは近親者に同じ境遇の人がいたのではないだろうか・・。
製作陣は映画の良心、アメリカの分断とかポピュリズム台頭が喧しい時代だからこそ本作のような実話を世に出したかったのでしょう。
ただ、個人的には美談としても気の重い感動作でした・・。
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「知る」ことはとても大事
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「均一」の枠がとても狭いこの国では、障がい者と生きていくことはとても難しい。それは1970年代のアメリカ並み。でもそんな中でもこうやって「地域」で受け入れることができたというのはとても素晴らしいことで、見終わって自分の関わる人たちのことを考えると、とてももどかしく感じられる。
でも、こういう「経験の共有」ということに、スポーツが果たす役割はとても重要だということに改めて気づく。オリンピックは無くてもいいけどパラリンピックはやって欲しい。そして「一緒に」できる機会をもっと増やしていければもっといい。
これ、ロットマではかなり酷いスコアだし、キューバはラズベリー賞までもらっちゃってる。最愛のエド・ハリスが出ているとは言っても流石に星5つはちょっと…かな。佳作ではあるのだけれど、ね。
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