「もうちょっとでいい映画になったのに」永遠の片想い ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
もうちょっとでいい映画になったのに
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スインに一目惚れしたジファンであったが、スインと子供の頃(後でわかるが、同じ病院に入院していた頃)からの親友であったギョンヒと一緒に3人で付き合うようになった。車で3人で田舎に旅行したシーンが印象に残る。特にポスターにもなっている3人で映った雨のシーン。ただ、この辺からスインの体が悪化していったような気がする。また、ジファンは次第にスインからギョンヒに恋愛対象が変わっていき、ギョンヒもジファンを好きになるような展開になった。ただ、ギョンヒはジファンがスインを好きだと思っており、スインが病死したのを機会に彼の元を去っていく。ジファンは2人が卒業した高校を訪ね、ギョンヒが病死したと知らされる。ただ、実際に亡くなったのはスインの方であった。2人は離れ離れになっても名前を忘れないために名前を交換することにしたのであった。その後、ジファンはギョンヒが写真を撮った場所を見つける。地元の子供たちがジファンと呼んでいるが、自分ではなく犬のことだった。多分ギョンヒが名付け親である。そして、ギョンヒと再会し、お互いが好きであることがわかる。この辺で終われば、評価5をつけたい素晴らしい作品になったはずである。
ところがである。先輩の結婚式に出た後に、ギョンヒが亡くなってしまったことがわかる。スンヒ同様ギョンヒも病弱であった事はわかっていたが、それまではそのような展開は全くなかったので、かなりの唐突感は否めない。無理矢理お涙ちょうだい映画にしたかったような感じがする。
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