打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993)のレビュー・感想・評価
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えっしゃー、ハネビなんか、おわってぺー!おっぺすなよ。
小学校6年の第2成長期真っ只中。
少女の方が成長が早く。この映画の通りで、ク◯ガキがナズナの弟みたいに見える時期。こんな恋心をドタバタと夏の花火だけで済ませられる話ではない。一瞬で終わる男のトラウマ。好きな同級生の少女よりも背が低く悩んだク◯ガキ時代があるはずだ。でも、一瞬で終わる。その一瞬のメルヘンなんだけど、演出家はやはり男目線。
花火は勿論何だけど、僕もこの映画見て、上から花火見てやろうと函館山へ登った事がある。しかし、一日間違えた。後、尾道でも同じ事をやらかして、未だに上から花火は見ていない。
この映画の欠点は飯岡の方言が無視させていること。
もっとも!僕の田舎は天保水滸伝の敵の村だけれどもね。飯岡や旭にも知合いはかつてはいた。
所で『月って自転している』って理解できますか?
懐かしく短くシンプルなストーリー
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小学生のオキメグは異常に可愛くて一人だけ小学生に見えない。
主人公の少年は友人と競泳をし、勝った友人がオキメグに花火を誘われた。
オキメグは勝った方を誘うつもりだったとのこと。
友人はオキメグが好きだったが、怖かったのか断った。
ここからオキメグを好きな主人公の妄想が始まる。
もし自分が勝ってたら?
家庭に問題を抱えていて、もうすぐ転校を余儀なくされるオキメグ。
家出を決意し、主人公はそれに付き合わされたのだった。
でも16歳に見えなくもないオキメグから、食わせてあげると言われる。
でも魔性なオキメグは急に気が変わり、引き返す。
友人らは打ち上げ花火が横から見たら丸いか否かという問題を争い、
「横」の位置まで行く。そこに花火が上がり、丸かった。
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懐かしい話で、本編も1時間と短いのがなかなか切なくて良い。
オキメグはこれ何歳の時?どう見ても小学生じゃないでしょ(場)
それにしても若かりし日の麻木久仁子が可愛かったなあ。
嫁は少年たちの演技が上手って褒めてた。
一番下手なのはオキメグとのこと(場)
物語は今一つだが、その時しかない少女の鮮烈な美しさを切り撮ってはいた。
岩井俊二 監督・脚本の1993年製作(45分)の日本映画。
配給:日本ヘラルド映画、劇場公開日:1995年8月12日
1979年生まれの少女、奥菜恵が実に美しく撮られていた。特に、プールで水飛沫を浴びる中での映像は、今見ても新鮮で、とても鮮烈な印象を受けた。
ただ、どう見ても中学生には見える彼女が、小学生役というのはいかにも無理筋には思えた。彼女が好きな同級生山崎裕太は、まあ小学生の子供らしくて悪くない。ただ、同級生二人のバランスは相当に不自然であった。
彼女主導で駆け落ちの真似事というのも、悪くないか。ただ、ストーリーのキモのはずの花火が、ノスタルジックな物語の中で、あまり生きているとも思えなかった。
監督岩井俊二、脚本岩井俊二、企画小牧次郎 、石原隆、プロデューサー原田泉、撮影金谷宏二、音楽REMEDIOS、助監督桧垣雄二 、行定勲。
出演
奥菜恵、山崎裕太、反田孝幸、ランディ・ヘブンス、小橋賢児、麻木久仁子、石井苗子。
ナズナー!三浦春子先生ー!観月ありさー!セーラームーン!
45分という短い作品だが、元々はテレビ用ドラマだった。映画というよりは映像詩といった雰囲気で、ノスタルジックな雰囲気に浸れる。
ナズナ(奥菜)は三浦先生(麻木久仁子)に手紙を渡すよう母に言われ、学校へと向かう。午前中で授業は終わるが、花火大会の注意事項と、花火に絡んでの炎色反応の授業のみ。そのあと、学校のプールではノリミチ(山崎)とユウスケ(反田)が50メートルを競う。勝ったらスラムダンクの最新刊などと賭けたりしている。ノリミチが勝つものだと信じて、ナズナは花火大会に誘う計画だったが、ユウスケが勝ったものだから彼を誘う。しかし、医者の息子ユウスケは興味なさそう・・・
放課後、花火って横から見ると平べったい?と男子たちが議論する。そこで海辺の灯台まで行って花火を見に行こうなどと計画する。
医院に行ってもユウスケはいない。そこに治療にやってきたノリミチを強引に誘い、そこでも乗り気じゃないノリミチ。旅行鞄を持ったナズナはノリミチの家まで押しかけ、強引にバスに乗り込むのだった。「これって駆け落ち」「え、死んじゃうの?」「それは心中」などと会話し、本当に駆け落ちしそうな雰囲気。しかし電車の駅まで行くと、現実に戻ったかのように「帰ろう」と言うナズナ。そして夜中のプールに・・・
小学生典道が選択肢AとBふたつのパターンを経験する物語。
起: 夏休み前の日常生活→なずなの悲劇を見る
承: 選択肢Bの場合、
転: ?
結: 花火は下から見るのが一番である。花火は丸い。
バスで帰るくだりがわからなかった。少年たちはなぜ野原の中で叫んだのか。
テーマがわからない。選択肢Aの場合とBの場合で何を描きたかったのか。
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