「ナズナー!三浦春子先生ー!観月ありさー!セーラームーン!」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1993) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ナズナー!三浦春子先生ー!観月ありさー!セーラームーン!
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45分という短い作品だが、元々はテレビ用ドラマだった。映画というよりは映像詩といった雰囲気で、ノスタルジックな雰囲気に浸れる。
ナズナ(奥菜)は三浦先生(麻木久仁子)に手紙を渡すよう母に言われ、学校へと向かう。午前中で授業は終わるが、花火大会の注意事項と、花火に絡んでの炎色反応の授業のみ。そのあと、学校のプールではノリミチ(山崎)とユウスケ(反田)が50メートルを競う。勝ったらスラムダンクの最新刊などと賭けたりしている。ノリミチが勝つものだと信じて、ナズナは花火大会に誘う計画だったが、ユウスケが勝ったものだから彼を誘う。しかし、医者の息子ユウスケは興味なさそう・・・
放課後、花火って横から見ると平べったい?と男子たちが議論する。そこで海辺の灯台まで行って花火を見に行こうなどと計画する。
医院に行ってもユウスケはいない。そこに治療にやってきたノリミチを強引に誘い、そこでも乗り気じゃないノリミチ。旅行鞄を持ったナズナはノリミチの家まで押しかけ、強引にバスに乗り込むのだった。「これって駆け落ち」「え、死んじゃうの?」「それは心中」などと会話し、本当に駆け落ちしそうな雰囲気。しかし電車の駅まで行くと、現実に戻ったかのように「帰ろう」と言うナズナ。そして夜中のプールに・・・
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