劇場公開日 2003年7月26日

「観客としての価値、評価する人としての価値、評価の価値。」ライフ・オブ・デビッド・ゲイル equinoxさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 観客としての価値、評価する人としての価値、評価の価値。

2025年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

自分の事を騙せたか否か
( 自分にはオチが予想出来たかか否か )とか、
右翼とか左翼とか、で
映画に点数つけてしまう人に
観客としての価値、或いは
評価する人としての価値は
見出せないと感じた。

映画は満点。
ケヴィン・スペイシーって
意外とマトモなヒトの役が多いのね。
疑ってるのに感情移入してしまう
哀しい人生から逃れられない
(けど、IQ異常に高くて性質が悪い)人、
ばっかり演ってる訳でも無いみたい。

世の中を正しく変えたい。
自分の為ではなく、世の中の為、
悪人から救いたい。
その為には殉教も厭わない。
寧ろ、殉教したい。

あと、音楽の比重が非常に大きい。
イイ感じで刺さる。
どっかで聴いた誰かの曲だったかも。

ケヴィン・スペイシーに
自分の演らせたい役ばかり演らせてたい
というのも、叶っちゃイケナイ夢らしい。

equinox
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