「死を賭けて臨む、信念と生きざま」ライフ・オブ・デビッド・ゲイル としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
死を賭けて臨む、信念と生きざま
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死刑廃止論が全編を通じてテーマとして映画の雰囲気を重厚なものにしています。自分は今のところ、死刑廃止論に対して賛成でも反対でもない。それは自分の愛する人の命が奪われた時や自分が家族が死刑になるような場面に出くわさない限り、多分避けて通ると思う。つまりは賛成にも反対にも回るってことだ。この映画は反対に死を賭して訴える方法を取った男が主人公で、まんまとそれに乗せられた雑誌記者をケイト・ウィンスレットが演じています。彼女「タイタニック」で見せた演技よりこちらの方がより役者っぽくなったかな。それに対し主人公演じるケビン・スペイシー流石です、重厚で存在感。その演技力+シナリオ。謎解き的なストーリーでもあるのでみんな、最後の展開にはなるほど!ってなるはずです。そこで初めてこのテーマが浮かび上がってくるのです。こういう映画は観て爽快感はないのだけど、うーんと唸って考える、そんなことも映画の魅力の一つであるわけで・・・。と自分を納得させています。
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77さんのコメント
2011年11月16日
すごくいいレビューだと思ったらとしぱぱさん!w お久しぶりです。
私今日これ観ました。いい映画でした。
色々と同感です!ストーリーにも実力派揃いの役者にも魅せられました。