BULLY ブリーのレビュー・感想・評価
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表情の切り取り方が素晴らしい
当時のアメリカの若者、と言っても自分はよく分からないが
流され、ノリで語っていた殺人が実行される時
何を考え感じるのか。
バカばっかりにも見えるが"若さ"とはそういうものだと思う
死んで当然でも殺してもいいわけじゃないし死を悲しむ者もいる
殺人は罰せられるし守られ続ける秘密はそう無い
脚色はされているが実話に割と忠実に進行したところも良かった
いじめっこ
実話でありながらもラリー・クラークお得意なティーン物で、文化の違いがあれどアメリカも日本も若者像に関して大した違いもないような!?
日本でも少年、少女による殺人事件はあったりするし、違いがあるとすれば未成年に対する刑の甘さや軽さ、厳しさなどの違い。
狭い世界で繰り広げられてしまう愚かな行為、賢さは感じられずに思うがままに突き進むしかない十代の幼さから来る残酷性、追い詰められたまま自分から堕落する選択肢しか選べない。
半端な立ち位置のギャングかぶれは「KIDS/キッズ」のテリー役、私生活が悪タレ小僧なブラッド・レンフロは存在自体がラリー・クラークの作品にピッタリな早死が惜しい、マイケル・ピットの腑抜けなジャンキー役にビッチでキュートな女のコ三人、イエロー・バスタードでジョン・コナーなクソ野郎と、リアルなティーンを描かせたら逸品なラリー・クラークが素晴らしい。
公開時にフォーラム仙台にて初鑑賞。
1993年のボビー・ケント事件をベースにした映画。ひどい話。いじめ...
1993年のボビー・ケント事件をベースにした映画。ひどい話。いじめっ子はいかにして殺されたのかみたいな内容。無目的な若者、ドラッグ。生々しく、気持ち悪い。
ティーンのエロシーンに監督の感じが凄く出ている。面白くはない。すごい。
おすすめはしない。
みんなで渡れば怖くない。
なんて事を思っていないか??
殴られ、痛めつけられ、バカにされ。
あんなやつはムカつく、殺してしまいたい。
だったら殺そう、みんなでやれば怖くない。
そんな恐ろしい発想に支配され、空気感に流される。
恐怖や絶望、後悔なんて分散され、所在の無いまま
責任のなすりつけ合い。
プロムに行くんじゃねぇんだよ、バカ。
何楽しげに実行計画語り合ってんだ。
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