ホワイト・オランダーのレビュー・感想・評価
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「白い夾竹桃」という日本語になるらしい。どんな花なのかはわからないですけど
母と娘の確執がテーマになっているが、まさしく母が自分で作った戒律を破ってしまったことから始まる悲劇。しかしラストにはそれをも覆す奥深い原因があったという話だ。日本においても、母親による児童虐待が社会問題になっているが、アメリカではもっと早くからDV問題は起こっている。快楽のためだけに無責任な子作りをする風潮も許されないが、子どもが成長しても家族の人間として扱わない事実・・・ 終始、娘の目線で物語が進むことで愛情の欠落という痛さがひしひしと伝わった。ようやく愛を感じさせるゼルウィガーが現われたのに実母の忠告によって自殺されることがショッキング。そんな環境の中でもグレることなく立派な大人に成長する娘の姿が凛々しく感じられ、世の中こんな子どもばかりだと平和になるんだけどなぁ・・と妄想してしまった。 レネー・ゼルウィガーの上手さは、ある意味、当然だと思いますが、『マッチスティック・メン』でもいい演技だったアリソン・ローマンは大女優の片鱗を見せてますね。若く見せるのが上手い??
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綺麗なドラマ
本当に素晴らしい映画です。母親の愛情は無垢な子供にとっては本当に縛るもの。私もアストリッドと境遇がにすぎているので本当に感情移入できる映画でマイベストムービーです。ラストも非常に綺麗な終わり方です。またトーマスニューマンの音楽も綺麗です。
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