ジョンQ 最後の決断のレビュー・感想・評価
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父の深い愛に感動でした
デンゼル・ワシントン演じる主人公ジョンの息子への深い愛の作品でありながら、アメリカの抱える問題の社会派作品でもありました
とにかくジョンの息子への深い愛に感動でした
息子に約束事を語りかけるシーン、あれには涙です
今作でもデンゼル・ワシントンって本当に素晴らしい俳優さんだと改めて思わされました
ストーリーはいろいろ考えさせられます
最低な人間だと思ってしまう人が何人もいるのですが、あんな人達は実際にいる世の中で、でも優しい人もたくさんいて、世の中の厳しい現実に暗い気持ちになりながらも暖かさも感じました
命もお金で買うという事が悲しすぎました
そこだけは平等な世界であるべきと思います
メインの登場人物だけでなく、いろんな人達を丁寧に描かれていて良かったです
会社側が保険を一方的に変えられるのか?
はじめに疑問がわいた。金を出している本人に何の連絡も無しに?
給与は二週間ごとの払いのようだが、保険は天引きなのか?その都度払っているのか?
額が変わらないのに、変更されていたなら、会社側に大いに問題があるのだろう。
会社のマネージャーみたいな人と相談する場面があったが、「私にはどうすることもできない」って言ってたが、
酷い話。
保険会社が変わって保険内容が変わっているのなら、日本なら説明があるはずだが、ジョンQは聞いてなかったのかな?
まあ、そんなことをすっ飛ばして、冒頭の交通事故から病院に搬送あたりで先が読める。
典型的な能無し上司の本部長がやらかしてくれる。スワット?も力量不足。
病院長がいきなり変心して善意の人多いなるが、適合者リスト一番に息子がなるのは、無理やりでないか。
父親の心臓を移植するのではないから、リスト一番が本当ならルールに則っての移植となる。
ここは息子の心臓移植の違法性無しということになる。
そうでないと話は別の展開になるのだが。
ジョンQの奥さんのヒステリックな反応が事件を起こす大いなる原因だが、この後も直らないだろう。
この家庭の悲劇はまだまだ続く予感がするな。
日本は皆保険があってまだ救われる、問題があるにしろ。
午後ロード 録画視聴にて。
ダッシュボード!What you say?笑
この狂おしいほどの家族愛。現代にも続いてる貧困層の無保険問題を題材にして、生きられる命の重さを表した究極の家族映画の一つ。自分自身、観賞後に結婚を決意した2つの映画の内の一つですね。ここまでリアルに貧困層を演じ、家族の大切さを再認識させるほどの気持ちにさせてくれたデンゼルワシントンに感謝。涙無くして絶対に観れませんね。この映画を観て少しも感動せず涙も出ないようなら、絶対に心が病んでいるので病院に行った方がいいです笑
素敵な家族で微笑ましく、こんな家庭を築きたいと思わせてくれた素晴らしい映画に出会えて幸せでした
複雑な人物像
2002年劇場公開時鑑賞。
デンゼル・ワシントンお得意の誠実な善人キャラだが、犯罪をしなければならない、という捻りがあって、より複雑なんだ人物なんだけど、これがもう嫌味なほど上手くて、こんな人は応援せずにいられない。「頑張れ!何とか上手くいってちょうだい」とヤキモキさせられる。うん、いいお客さんだった。
企画倒れで駄目
あまりにもリアリティがなさすぎてちょっと見ていられない。 やはりハイジャックものはリアリティがないと。それに 立てこもってからのエピソードもくだらない。 この映画の良いところは「どんな手段を使ってもムスコの命を守る」という父親の執念・・普通の人間が持つ底時から、生命力・・・・ そういうものを扱っているかれている点だと思う。 しかしやってることにリアリティがないのでそのリアリティもまた伝わってこない 。
父親の正義
最初の事故はそう言うことね。
社会の正義を貫く老刑事だが、罪を憎んで人を憎まず。信頼が大切!と言い切った言葉にウソはなく、ジョンに対するリスペクトがまたいい感じ。
結局有罪は免れる事は出来なかったけど、むしろ愛に溢れる彼の行動が正義ではないかと思わずにはいられなかった。
ミストの様なオチにしてとは言わないが
個人評価:3.6
いい脚本だと感じるが、演出がよくなく、B級感がでてしまう。基本的にリアリティの無い物語なので、リアルな演出が必要だか、それが無かった為に、絵空事の様な出来になっている。
最後の演出もミストの様なオチとは言わないが、もっと劇的に出来たはず。
デンゼル・ワシントン迫真の演技です。
難病を患った息子を助けるために、病院に立てこもった父親の物語。
名優デンゼル・ワシントンの熱演が光ります。人質となった人々、利益重視(当たり前?)の院長、警察。最終的にはすべてが好人物で、非常に後味が良い後味の映画だったと思います。
ただ、人質籠城事件という凶悪犯罪を犯した人物が利益を得た、という事実は釈然としないものがあります。劇中とはいえ、今後も同じような事件が頻発するのでは?と余計な心配をしてしまいました。
日本ではピンと来ませんが、保険制度の不備が現実問題のアメリカでは、私が感じたものよりは、より社会性の高い話なのかもしれません。
まあ映画ですから
何の話かもわからずVODで見たのですが、まあアメリカらしい社会的な内容の映画でした。
アメリカの医療費は本当に高額で、医療を受けられない人も多いと聞きますからね・・なるほど、そこからこういう流れになる映画なのか!と思って見ていましたが、うまいことヒーロー仕立てになっていました。
ちょっと覚めた言い方になってしまいますが、いいヒューマンドラマに仕上がっていると思います。
正しいか否かは別としてその決断が人を動かす
アメリカの社会保険制度の問題を軸に進む社会派映画。
1人の男が愛する息子を救うために奔走し、現実が男に息子を救う手立ては無いと突きつけた時に男がある法を犯す決断をする。
法を犯さなければ愛する息子を守れない矛盾を描き、法を犯しながらも危害を与えない、自分の願う事がなぜ法を犯さなければならないのかと男が葛藤する姿など見所が多い。
最後まで男の決断は誇り高く、その思いに感動する。
間違っても法を犯す事は許されない、それでも法を犯さなければならない現実もあり得るのではと考えさせられるラストはとても印象的でこの作品を忘れる事はできない。
デンゼルワシントン主演。 子を思う父が世の中を動かします。 低所得...
デンゼルワシントン主演。
子を思う父が世の中を動かします。
低所得者が正しい治療を受けられない現実。
子供を思って、死をも厭わない覚悟。切実です。
子を思う父の究極の選択
極論ではあるが父とはこうあるべき、と伝えられた気がした
金がすべて、名誉、地位、保身に渦巻く世の中に貧しいながらも全力で訴えかけ、ただ息子を救いたい心優しい男のはなし
ずっと語り継がれるべき名画です
デンゼルワシントンここにあり この作品で彼を知りましたが素晴らしい名優
子役も大変いい演技で引き込まれた
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