「デンゼル・ワシントン迫真の演技です。」ジョンQ 最後の決断 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
デンゼル・ワシントン迫真の演技です。
難病を患った息子を助けるために、病院に立てこもった父親の物語。
名優デンゼル・ワシントンの熱演が光ります。人質となった人々、利益重視(当たり前?)の院長、警察。最終的にはすべてが好人物で、非常に後味が良い後味の映画だったと思います。
ただ、人質籠城事件という凶悪犯罪を犯した人物が利益を得た、という事実は釈然としないものがあります。劇中とはいえ、今後も同じような事件が頻発するのでは?と余計な心配をしてしまいました。
日本ではピンと来ませんが、保険制度の不備が現実問題のアメリカでは、私が感じたものよりは、より社会性の高い話なのかもしれません。
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