「歴史の一端を知る面白さ」月のひつじ Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
歴史の一端を知る面白さ
1969年のアポロ11号月面着陸のテレビ映像中継したオーストラリアのレーダー基地のお話。その片田舎の基地所長や市長とその家族、技師などの活躍を追憶した群像劇。NASAの職員も加わり、アメリカとオーストラリアの関係も興味深いが、単なる中継地の話だけに歴史的緊迫感の迫力は無い。サム・ニール所長の感慨深さを共有するのも難しい。その中心テーマより、周りの人間模様を楽しむ作品になっている。印象に残るのは、オーストラリア人の人の好さ。
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