「登るほどに荷物は重くなる」山の郵便配達 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
登るほどに荷物は重くなる
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1980年代の初め、中国湖南省西部の山岳地帯で、長年郵便配達人として働いていた父親( トン・ルーチュン )が、息子( リィウ・イエ )に配達人の仕事を継がせる事に。
3日間をかけ往復223キロを歩く … 山道を共に歩きながら真摯な父の思いを改めて知る息子。自身の仕事を継いだ息子が誇らしくもあり、またどこか寂しくもある父親の心情が丁寧に描かれる。そんな彼らの思いがじんわりと心に沁みる作品。
息子に背負われ川を渡る父親が、思わず涙するシーンが泣ける。
シェパードの『 次男坊 』が愛らしい。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
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