「父と息子」山の郵便配達 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
父と息子
中国山間部、水墨画の世界。朝靄につつまれる森林。森林浴のつもりで見るのも気持ちがいい。しかし、仕事をするのも大変だ。一気に配達を終わらせることもできるが、引退までずっと続けなければならないので、2泊3日という配分もきちんとやらねばならない。
山で農業してもいいし、街に出て働いてもいい。しかし息子は父の郵便配達という職業を選んだのだ。公務員だから他の職業よりも若干給料がいいという理由だけではなさそうだ。父を理解するため?父を超えるため?
ラジオの音楽、歌いながら歩く、バスに乗ることなど「若者の考えることは・・・」と嘆いているような表情の父親。ここでは、自分の父親とのジェネレーションギャップを思い起こしてしまう。父親の人生経験と勝気な息子との心理描写が上手く描けていました。途中で出会った人のよさそうなおじさん。盲目の老女。若いクーニャン。出会う人すべてがやさしい。そして、初めて「父さん」と呼んだ息子にうるうる・・・
いい作品でしたね。
うちは元旦に総出で鑑賞しましたが、生き残ったのは私を含めて2人だけ。みんな熟睡でした。
みんなに見て欲しかったのだけど、まあ、さんなものでしょうか。
レビュー投稿していただきましてありがとうございました😊
あの仕事、自分一人の身体だけが資本❗️
病気になったらどうするのだろう、と思って観てましたが。
何回も父親が言ってましたよね。
無茶するな、と。
引退まで続けなくてはならない。
やっぱり、息子は父親を尊敬し、
その仕事を誇りに思っていたのだと
思います。
息子が父を背負った時のお互いの気持ち、ぐっと来ました。
また楽しいこともあるのだと。
でも、あの中国の道、凄すぎました。
父も息子も尊敬です。
仕事って誇りとやりがいでしょうか。
ありがとうございました😊
また今後ともよろしくお願いいたします🤲