「うーん、、生煮え感」耳に残るは君の歌声 Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん、、生煮え感
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十代(たぶん)の頃に観て、後日、父親と「あれ観た?」「うん」「…ビミョーだったよね?」「うん」という会話をしたのだが、自分で言っておきながら、何がどうビミョーだったのか忘れてしまったので、再び鑑賞。
うーん、何と言うか、、、採れたてのキャベツと三元豚を三つ星レストランのコンソメスープにぶちこんだところで、美味しいロールキャベツにはならないのだな、という。ちゃんと、レンジでキャベツしんなりさせたり、巻いたり留めたりしないとイカンのやな、と。そういう感じ。
クリスティーナ・リッチとジョニデとケイト・ブランシェットが出てるのに、こんなに心踊らないなんて、、 なんだろう、予算?
それもあると思うけど、やっぱり設定かなー。と、脚本。
激動の時代。…の、はずなんだけど、全然激動を感じない、、
あと、緩急がない。97分間、ずっと同じようなテンポ。ジプシーと恋してるはずなのに、迫害されてるはずなのに、なんか、、眠い。
オペラのアリアはどれも良いです。今で言う「枕営業」推しのローラ役・ブランシェットが、ロシアなまりの英語喋ってて可愛いです。
原題"The man who cried"(泣いた男)って、「耳に残るは~」とだいぶ違いますね。確かに、オペラのアリアは耳に残るなぁ。
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