デンジャラス・ビューティーのレビュー・感想・評価
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ブレイク・スナイダーって誰?
結構有名な映画だったのに、本日が初見。
なぜ観ることになったかというと、今読んでる『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』
(ブレイク・スナイダー著)
の中で、ヒットする映画の脚本の構成について、ヒナ型のお手本として、紹介されていたからです。
(この映画、アメリカでの興行収入1億ドルの大ヒットだったそうです。)
著者が書いている構成のポイントは全部で15段階。
ほんのサワリですが、こんな感じです。
1 オープニング・イメージ
2 テーマの提示
3 セットアップ
4 きっかけ
という感じで展開し、途中には、
7 サブプロット、11 すべてを失って、などを挟み、
14 フィナーレ
15 ファイナル・イメージ
という構成が提示されます。
で、この映画は?
子ども時代の回想シーンから始まり(男の子を殴り倒して、助けた男の子にまでブスと嫌われるオープニング)、女らしさとは、というテーマが逆説的に描かれる(男まさりで、ガサツな日常)。
ボスから撤退と言われ(すべてを失って)、オープニングとは逆に、可愛い女の子に囲まれて、ベストフレンド賞をもらう(ファイナル・イメージ)。
うーん、なるほど❗️
ととても勉強になる映画でした。
面白い!
爽快感はプラダを着た悪魔に似ているのかな~
女性の逞しさや順応性を観ていて気持ち良かったです(*^^*)
知り合いにとても似ている保育士さんがいたので驚きました(^-^)v
初めてサンドラブロックさんを観たのですが
とても良かったです!
日本人なら天海ゆうきさんみたいな雰囲気かな。
脚本と展開と主人公がとても良かったです。
吹き替えで観たのですが、日本語版の主人公の雰囲気もとても良かったです。
次回は英語版も観てみたいです!
あ~面白かった(^-^)v
幅
時代を感じる。
コメディ全振りなのだけど、ハリウッドのエンタメ精神を感じる。
芝居や照明すらコメディをコメディらしくしているかのようだ。照明は明るいし芝居はただの一瞬も重たくならない。シリアスにアプローチ出来る台詞もあるのだけど「いや、ここはコメディなのだから、こっちで」みたいな配慮を感じる。なので、全く構える事なく観ていられる。
結構、時代の風刺は入っていたり、ミスコンを取り囲む環境だとか、同性愛者の話とか、チクリと刺す針のようなものも入ってる。
そしてサンドラ・ブロックが素晴らしい。
色気など皆無のガサツな女性から、ミスコンの優勝者でも通用するような気品ある女性まで、全く違和感なく演じてみせる。
変顔はハマるし、鼻はフガフガさせて笑うし、ガニ股で普段歩いてんのかと思う程馴染んでるし…。
女優の御手本みたいだ。
完璧以上にこなせるからこそ、崩せる。崩せるからこそ崩さない状態が際立つ。
ステージの上のダンスもそうだけど、彼女がグレースを飛び越えてサンドラとして振る舞う仕草や気品は、やはり一級品なのだ。
全く色気など出す事もなかった本編なのだけど、最後のキスでみせる眼差しは、ビックリする程色気も情感もたっぷりだ。
作品も俳優の演技も、何通りものシステムを有してるハリウッドのエンターテインメントの表現力に感服した。
まるで、皆んなで申し合わせたかのように足並みが揃ってる。見事でした。
作品自体は、旧作ではあり古さを勿論感じはするものの、女性の美しさや色気、アクションとサスペンスもちょろりと王道を外れない作りだった。
深みはないけど気軽に観れるシンデレラストーリー
女っ気のないガサツだった女性捜査官がある事件の潜入捜査のために美人へ大変身!なお話。
波はそんなにありませんでしたが、退屈せず最後まで観れました。
良かったシーン
一番の見せ場っぽい変身シーンで歩く姿はカッコよかったです。脚が特に綺麗!
女の子同士わいわい騒いでるシーンは微笑ましかったです。
みんなで罪悪感を共有して食べるピザはきっとおいしかったんだろうな(*´-`*)
最後の、授賞式のめちゃくちゃ具合はカオスで一番の笑いどころかもしれません。
いまいちなシーン
男性捜査官との恋愛的絡みは薄かったので、最後くっつかなくても別に良かったかな?と。
女性捜査官が美人に変身っていうのがメインだからか、事件の内容が薄かったかな、と。
なんで犯人はそんな心情に?って考えたら疑問ですが、観ている時はそんなには気にならないと思います。
頭を使いたくない、疲れてるけど何か観たいって時におすすめです。
Yeah, yeah...YES! サンドラ・ブロックのコメディアンヌっぷりが楽しい一作
ガサツな女性FBI捜査官がミスUSAに潜入捜査するお話です。ミスUSAって見た目が美人だけでなく、教養があったり一芸できなきゃいけなかったりとハードル高いですね!言葉使いも厳しく「yeah, yeah」と答えると「YES!」と訂正させられる所は、私も昔留学してた時に先生によく注意されたなーと懐かしくなりました。
美人だけど健康的でたくましいイメージのあるサンドラ・ブロックがキャラクターに良く似合ってます。「フガッ」って鼻を鳴らす笑い方ができる美人の役者ってなかなかいないかも(笑)元が美形なのでビフォア・アフターが大きく変わらないのはご愛嬌です。
しかしマイケル・ケインって何にでも出ますねー。どんな役でもちゃんと印象を残すのはさすがです。
色んな所に武器やドーナッツ隠してたり、最初は馴染めなかった他のミスコン候補者と友情を育んだり、男性捜査官が見る目変わって愛が芽生えたりとストーリーはツボを抑えた王道です。気楽に楽しめる作品でした。
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