「アメリカの良心」我等の生涯の最良の年 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカの良心
アメリカ国立フィルム登録簿作品です。
20年ぶりの再見、初回はとても面白かったような印象でしたが、改めて見直すと結構平凡なアメリカ的な作品です。
確かに3時間近い長尺を飽きさせずに見せるワイラー師匠の手腕は出色ですが、主役三人三様の考え方や行動の必然性に力強さが感じられません。
やや教条主義的のきらいがあるので、もう少しリアリズムから離れてもドラマチックな展開を指向した方がよいでしょう。
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