私は死にたくない

劇場公開日:2025年8月8日

私は死にたくない

解説・あらすじ

「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」の巨匠ロバート・ワイズが1958年に手がけたモノクロ作品で、強盗罪と殺人罪で死刑宣告を受けながらも最期まで無実を訴え続けた女性バーバラ・グレアムの実話を映画化した社会派ドラマ。

結婚をきっかけに売春から足を洗ったバーバラ。数年後、子どもを抱え夫の麻薬中毒と貧困に苦しむ彼女は、生活のため再び売春を始めてしまう。そんな中、強盗殺人事件が起こり、容疑者の男たちと一緒にいた彼女も共犯を疑われ逮捕される。犯人と決めつけられた状態で取り調べを受けることになったバーバラは、無実を主張するも信じてもらえず……。

「狙われた駅馬車」「明日泣く」などのスーザン・ヘイワードが主演を務め、第31回アカデミー主演女優賞をはじめ数々の映画賞に輝いた。共演は「眼下の敵」のセオドア・バイケル、「サイコ」のサイモン・オークランド。アメリカを代表する名匠たちの傑作・異色作を上映する特集企画「新宿ハードコア傑作選」(2025年7月18日~9月4日/シネマート新宿)上映作品。

1958年製作/120分/アメリカ
原題または英題:I Want to Live!
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2025年8月8日

その他の公開日:1959年3月20日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第16回 ゴールデングローブ賞(1959年)

受賞

最優秀主演女優賞(ドラマ) スーザン・ヘイワード

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 ロバート・ワイズ
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(C)1958 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5 I Want to Live!

2025年8月14日
iPhoneアプリから投稿

邦題は”私は死にたくない”なんだけど、英題を直訳すると私は生きたい。同じ意味だけど”生きたい”の方がより能動的の感じるわ。

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Oyster Boy

2.0 生きることに執着する悪女もしくは妖女としての魅力

2025年8月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

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ねこたま

4.0 覆水盆に返らず

2025年8月12日
iPhoneアプリから投稿

怖い

難しい

ドキドキ

彼女の訴えの通り、人を殺めてはいないのかもしれない。いや、殺人は犯していないのだろう。
ただ、陪審員を納得させるような証拠も証言もなく「ガス室」がどんどん迫って来る。
「時既に遅し」、「後の祭り」、「覆水盆に返らず」
彼女のテンパっている様子を見て、これらの諺が頭に浮かんだ。
実話に基づいたストーリーだから結末は判っているのに、黒電話のベルが鳴る度にハッとさせられた。

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ちゃ坊主

4.0 主演女優の演技に魅了されました

2025年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

驚く

ドキドキ

1950年代のアメリカの雰囲気にタイムスリップできる映画です。どこか懐かしさを感じる古き良きアメリカというか。。。そういう時代に起こった冤罪事件の実話とのことで、この話しは全く知りませんでした。主演のスーザンヘイワードはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞されたようで、観る前はその事実も知らず、正直彼女の演技に魅了されました。最後どうなるのかと、ラストシーンはこちらもハラハラする気分でした。狡猾な人々の犠牲者となるバーバラが不憫でしたが、冤罪事件の歴史的事実として心に刻んでおこうと思います。

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Miyamari

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