私の愛情の対象のレビュー・感想・評価
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いろいろな愛の形があるとはいえど…
フィアンセがいるカウンセラーのニーナと、小学校の先生でゲイのジョージのふたりの愛の形が話の中心。
当時ジョージには彼氏がいたが、一方的に振られ家を追い出され、たまたまパーティーで知り合ったニーナの家で同居させてもらうことからふたりの関係は始まる。
ニーナはフィアンセのヴィンスのことが嫌いではないけれど一緒にいると息苦しさを感じ、ジョージといる時の居心地の良さを覚えるように。
ジョージもニーナのことを大切に想い、何をするにも一緒で、何でも話せて自然体でいられてとても良い関係だった。
そんな時、ニーナがヴィンスの子を授かったことが発覚。ヴィンスと生涯共にするなんて考えられないニーナ。それを支えようと決意するジョージ。
愛の形は人それぞれであっていい。セックス抜きでも愛がそこにあるのだから。
…とそこまでは本当に良い展開だった…が…
そこからジョージがひょんなことから元彼に出会って2人で出かけたり、さらにその旅先で出会ったら新たな恋人の出現により、完全にジョージの身勝手な心無い行動が始まり…
最後はめちゃくちゃで、
子どもの父親としてヴィンスはちゃんと認め、ジョージは例の新恋人と上手くいっているがニーナのことを気にかけて子どもとも仲良くしてたり…ニーナはニーナで途中知り合った警察官と恋仲?のようだけど、でもふたりはふたりでバラバラで結局シングルマザーという…
LGBT作品なので、いろいろな愛の形があっていい、そでもみんなそれぞれ自分の愛の形を見つけられる…的なことを言いたいのかもしれないけれど、私には中途半端にしか思えなくて心動かされることもなく、なんだかなぁーとモヤモヤを拭いきれない作品だった。
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