「青春時代に流行った映画とサントラ」ロミオとジュリエット(1968) ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
青春時代に流行った映画とサントラ
15世紀中頃の話でシェイクスピアが生きていたのはさらに100年後くらい先なので昔話のつもりで書いたのだろうか?
中世のヨーロッパの話は服装や町の雰囲気が好きだ。
おまけに主人公達の会話が詩そのものだ。
きっと時がゆったりと流れていたのだろう。
16才と15才の演技とは思えない純情さとひたすらさが伝わってくる。
二人には出会ってから4日間で色々ありすぎたのだろう。
いろんな偶然が悪い方に重なって悲しい結末に。(携帯のある現在ではこんなことにならなかったのに、二人の生まれた時代が悪かった?)
シェイクスピアはこの劇を通じて何が言いたかったのだろうか?
この若い二人に何を託したのだろうか?
オリビア・ハッセーが布施明と結婚したと聞いたときはおったまげたがそのときは30才くらいやったんやなあ。
生まれてから15年でこの映画に出て色々あって15年経って布施明にたどり着いたと思うと感慨深い。
昨年、オリビアが永遠の眠りについた。
又一人、青春時代に輝いていた女優さんが亡くなった。寂しい限りである。
ところで「48時間死んでられるクスリ」て何のために作ってあったんや。そこはシェイクスピアに聞かないとわからない?
最初にロミオ役の出演依頼を受けたのはビートルズのポール・マッカートニーで、マッカートニーはこれを断っているとのこと。
引受けてたらいろんな人の人生が大きく変わっていたやろなあ。
コメントする