ロッキー3のレビュー・感想・評価
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Rocky III
本作はまた、ちょっと新たな展開。
一緒に闘ってきたミッキーの死。
振り払えず試合、練習に身が入らないロッキー。
そこへ1作目、2作目と最大のライバル?として闘ってきたアポロがなんとマネージャーに。
昨日の敵は今日の友!!ってね。
とても良かった。
わかりやすいし。新たな敵もね、人として悪役キャラって感じ全開w
プロレスラーと闘ったシーンはもう、はらはらドキドキだった。
それにしても自分の倍以上ある人間をあんな風に振り回してすごい!
ロッキーって毎度、どこから演技なの?!本当大丈夫!?ってドキドキが止まらない。
しかしラストはいつも、感動の結末。
ただ体当たりだけじゃなくて、頭を使って行動することって大事なんだね〜と再認識。
いや〜本当に良かった!
3から雰囲気が変わった
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 75
アメリカン・ドリームを体現した名作「ロッキー」だが、シリーズの回を重ねるごとに大衆受けを狙うようになったのか質が落ちていく。栄光と金をつかみ高級スーツを着てみんなからちやほやされているロッキーとスタローンは、かつての朴訥で不器用な彼とはやはり違う。だから見ているこちらにもそれが伝わってくる。物語もなんとなくわざとらしくてくさい。純粋にまっすぐボクシングに取り組み、だから純粋に応援出来た昔の彼と違って、いろんなしがらみや事情が見え隠れする。調子に乗ってハングリー精神を失って王座から陥落して、そこから友情もあって這い上がって、そんなものがあまりにもありきたりに散りばめられている。映画にはこういうものを取り入れれば大衆受けします、だからこの作品でもしっかりと取り入れました、そのような陳腐さをなんとなく感じてしまう。
敵役のボクサーが凶暴でハングリー精神そのものを全面に出してきてわかりやすい強敵だし、アポロとの友情や彼との鍛錬も悪くない。映画も大入りしたらしい。でもこれは何か昔のロッキーの印象とは違う。ロッキーは1かせいぜい2で終わっておけば、スタローンは金は稼げなくても映画としての最高の質と名声を保てたのではないかと思って、何か期待はずれなものを感じた。
悪くはないが食い足りない
1982年アメリカ映画。99分。先日の内藤VS亀田戦を見て、本シリーズのレビューを書きたくなりました(それにしても亀田は精密機械のように強かった)。人気シリーズ第三弾でございます。
内容は書く必要がないほどにとてもシンプルです。ロッキーが負けて、再戦して勝つというだけです。
それでも、「ハングリー精神」をブレンドさせて、それなりにドラマを盛り上げ、さらにビジュアル的にも前2作に比べてけっこう研ぎ澄まされているあたりは結構楽しめます。スタローンという人は、世のイメージとは異なり多彩な人だと思います。
ただ残念なのは、前作までのおやじギャグを炸裂させ、観てて心地よくなるまでに倦怠感を漂わせていたロッキーの姿が、本作では微塵もなく消されていたこと。肉体もかなりシェイプアップされ、スタローンの表情はまるで別人です。それはそれですごいのですが、やはりロッキーは小太りのずんぐり姿でつまらないギャグを言わないと不満。
まあ、それでもこの時期のスタローンは本当にオーラがあるとは思いました。
肉体を引き締めたい人はどうぞ。
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