「過去の低評価は当時のある問題のせいであって作品は面白い」ロスト・ワールド ジュラシック・パーク dooroさんの映画レビュー(感想・評価)
過去の低評価は当時のある問題のせいであって作品は面白い
作品の素晴らしさは後に置いておいて
なぜ発表当時評価が低かったかについて解説します
レジェンド過ぎる1作目を超えられなかった?
もちろんそれも多少ありますが
主原因は違います
当時叩かれた理由は
原作小説と内容が違ったためです
コレは当時ジュラシックパークが流行り小説も爆売れして続編の小説も好評だったのですが
いざ出たワールドは内容が違う!
コレに評論家や得意げに小説読んで解説していた組みは顔真っ赤にして原作通りやれ!など叩いた(本当です)
コレには理由があって
元々スピルバーグは2作目を作る気はなくて他に任せようとしたが原作者がお願いして承諾し
2作目は執筆と映画が同時製作でそれぞれ別々の内容としてやろう!という取り決めがされていた
ただしコレは当時ほぼ知られてなく依然として何だよコレ!と叩く人が多かった
まだネットも普及してなかった時代だったから情報の広がりも遅かった
何故かその頃の低評価だけが先行してそれを見た現代の評論家は同調して低評価している
実際はとても面白い作品だ!
前半は恐竜ハンターや恐竜達とのスリリングな戦い、後半は恐竜が現代文明に来て暴れ回る!最高じゃないか
たしかに多少端折っているため船の船員が死んだ理由が映画ではわからなかったり(一緒に乗っていたラプトルにやられた設定)何だこの環境保護テロリスト女は?グランド博士は?などツッコめる部分はある
でもこれ以降の作品を見てみろ
ロストワールドの足元のレベルにすら達してない
偉大過ぎる1作目よりは劣ると言われるのはわかるが2作目としては決して駄作ではない名作だ!!
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