「僕はチェストの上に食べ物を置く事自体がおかしいと思う。景色の良いリビングにテーブルを持って来るべきだ。」ロープ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
僕はチェストの上に食べ物を置く事自体がおかしいと思う。景色の良いリビングにテーブルを持って来るべきだ。
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『優れた者が劣った者を殺す?!それはただの殺人だ』
ファシズム つまり、
優生保護、民族浄化、人種差別、性的マイノリティーに対する考え方だと感じた。
緊張感のある演出だったと思う。
カットは10ヶ所位あったが、あからさまのカットは3箇所位。外を流れる曇の動きまで気になった。さて、バックは大道具だろうが?
傑作だ。
先生の言葉をこのサイコ男が、間違った解釈をして、安易に殺人を犯してしまう。完全犯罪と言うが、完全でもなんでもない。ただの自己満足で、あり得ない殺人だ。何故なら、動機が明らかでないからだ。それは兎も角、贖罪の考え方を持つ白人の社会では、この先生が一番ショックを受けていると感じた。
『PLAN75』を見た方はこの映画を是非見てもらいたい。殺人は如何なる理由があっても、やってはいけない事だと僕は感じた。そう、この映画もそう語っている。
ヒッチコックはどこでカメオ出演したか?もう一度見るか。 たぶん、
最初の場面で女性と一緒に道を歩く老人!その後に『アルフレッド・ヒッチコック』と画面に出る。
追伸 同性愛に付いての解釈はどうしても心に残る(加害者と被害者の三角関係)。しかし、加害者どうしが愛し合っている気配は全く感じられない。むしろ、ナルシスト的な主犯格の個人的な自己満足でしかない。それが失敗の元なので、同性愛に対する偏見はないものとする。
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NOBUさんのコメント
2023年1月9日
今晩は
私は、ヒッチコック作品は全ては見ていないのですが、今作を含めて作品の発想力、構成力は矢張り凄いなあ、と思います。
今更ながら、稀有な監督ですから、時間を掛けてでも少しづつ鑑賞して行こうと思っていますよ。では。