劇場公開日 1998年4月11日

「【”喧嘩するほど、仲が良い” 可なり精神的にオカシナ小説家が恋に落ち、悩む姿をコミカルに描き出した作品。】」恋愛小説家 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”喧嘩するほど、仲が良い” 可なり精神的にオカシナ小説家が恋に落ち、悩む姿をコミカルに描き出した作品。】

2020年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

楽しい

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幸せ

・メルビンは潔癖症で、神経科医に通う、毒舌、臨家のサイモンの愛犬をダストシュートに放り込む変人。余計な一言が多くて、やや周囲からは浮いている。
ーメルビンを演じるのは、”精神的に可なりオカシイ人”を演じたら、右に出る人は多分いないジャック・ニコルソン。彼が、恋心に翻弄される不器用な中年男を絶妙にコミカルに演じる。-

・メルビンが恋したのは、行きつけの店のウェートレス、キャロル。(ヘレン・ハント:美しい・・)彼女には喘息持ちの息子がいるが、気が強く、メルビンも彼女の前では大人しい・・。
ー恋しているんだからね・・-

・メルビンの隣人オカマのサイモンは心優しき男だが、時代的に親から勘当されている・・。

・メルビンはキャロルに会いたいために、息子の治療費を出したり、何だかんだ言いながら、サイモンの両親が住むボルチモアへの帰郷にもキャロルと同行するが・・。

■白眉のシーン
 1.メルビンのキャロルへのセリフ
   照れながら”君と会って、良い人間になりたくなった・・。”

 2.二人で午前4時に散歩に行くシーン そして、交わす2度の抱擁。二人は開店早々のパン屋へ。

<エンドロールで流れる、アート・ガーファンクルの”ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT OF SIDE OF LIFE"を地で行く作品。あの二人、あの後も喧嘩しながら、上手くやって行ければなあ、と思った作品。>

NOBU
こころさんのコメント
2022年11月23日

NDBUさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
検索してみたところ少なくとも63作品には出演されているようですね 👀
( そのうちの7作品しか観ていませんでした 😆 )
ハイペースなNDBUさんなら達成されてそうですね ✨
ジャック・ニコルソン、トップクラスの実力派俳優ですよね。

こころ
こころさんのコメント
2022年11月23日

NDBUさん
ジャック・ニコルソン、絶妙でしたね!
そう感じさせない計算し尽くされた演技に、ラスト迄引き込まれました。

こころ