劇場公開日 1991年4月5日

「こんなにも残酷な奇跡があっただろうか」レナードの朝 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5こんなにも残酷な奇跡があっただろうか

2023年2月25日
iPhoneアプリから投稿

現実に起こる奇跡は、あまりにもむごい。
それでも尚、最後にレナードが残した生きた証を
信じることしかできない。

リレーションシップから生まれる
相手への存在価値とかそういうものを
見せてくれるのが嬉しかった。

やっぱり最後にまたみんなが眠ってしまう、
あの瞬間の切なさは堪らないよね。
もう起きないんだよ
あんなに笑顔で踊ってた人たちが。
奇跡が起きたことで、より虚しさが増すよ。。

それでも彼らの生を肯定するラストは
とても好きだった。
ルーシーとか、マチルダ?あの離婚されてよかった人とか
めちゃくちゃよかったですな。
女性監督なのも何だか納得。

名優の共演にも感動したし、
ロビンウィリアムズの笑顔には
本物以上のものを感じた

JYARI