「革命思想家の話と言うより、すれ違いメロドラマ。本当か?」レッズ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
革命思想家の話と言うより、すれ違いメロドラマ。本当か?
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『本当に戦争反対なら、とうの昔に終わってたはず。男は戦争が好きなのよ。』
主人公は反戦運動と労働争議から始めている。いきなり、コミュニストであった訳では無い。
『政敵を排除するのが革命とは言わないはず。』
ボルシェビキの作った官僚は、共産主義とは言い難い。
この映画はそんな事言いたいのだと思う。
兎も角、長すぎる。
子供が欲しかったんだ。やっぱり。
この映画、最後の場面見て、二度目と思い出した。
REDは形容詞のはずなのにSが付いて複数。つまり、名詞と言うことだ。だから、この映画を和訳すると『アカ』になると思う。言うまでもなく、共産主義に対する侮蔑の言葉(ベトコンと同じ)で、正確に和訳すると『赤い奴ら』となる。と思うが。
アメリカでは、共産党は非合法政党、ゆえに仕方ないが、何故、現在でも非合法なのだろう?民主主義の一番進んでいて、多人種国家のアメリカがまだ、そこに足を踏み入れていない。20世紀最大の闇で、今もそれは続く。
アメリカ中産階級の理想主義者の悲劇ってことだなぁ。アラビアのロレンスみたく描いていると思った。
閑話休題 共産主義の良し悪しは別にして、今はこう言ったジャーナリストがいなくなったと感じる。何故いなくなったのか?
本当はいるのかもしれないが、情報も市場経済の波から逃れられず、必要のない情報とか、不謹慎な情報とか、社会に害を与える情報をカットしなければ、観てもらえなかったり、販売部数が増えない。よって、そういった情報を排除したり、曲げて配信している。フェイクニュースやプロパガンダ情報が、テレビに限った事ではなく、全メディアで、堂々と流されているようでならない。勿論、誰かの都合の良い様にだ。
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