「B級ホラーの決定版」霊幻道士 ヨシュアさんの映画レビュー(感想・評価)
B級ホラーの決定版
かつて巻き起こった一連のキョンシーブームの元祖にあたる作品。シリーズ中でもアクション性、怖さ、面白さはピカイチ。恨みをもって死んだ人間がキョンシーとなって襲ってくる様は、今で言えばバイオハザードのようだ。
お札を貼ると動きが止まったり、息を止めると気付かれなくなったり、生のもち米に弱かったり、一見不可思議と思える設定があの独特の雰囲気ですべてがOKと感じてしまう。
道士役のラム・チェンインは元々スタントマンだけあって、彼のアクションは一見の価値あり。劇中では繋がり眉毛の頑固で怖い先生だが、時折見せるコミカルな演技とのギャップが笑いを誘う。日本語吹替え版ではピッコロ大魔王役でお馴染みの青野武氏が当てており、彼のキャラクターをさらに引き立てている。
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