リキッド・ドリーム

劇場公開日:

解説

妹が惨殺された事件を解明するため、ミステリアスなクラブに潜入する女の姿を描くエロティック・スリラー。監督・脚本はMTVのフィルム編集者出身のマーク・マノス。製作はゼイン・W・レヴィットとダイアン・ファイアーストーン。エグゼクティヴ・プロデューサーはテッド・フォックスとキャシアン・エルウェス。共同脚本はザック・デイヴイス。撮影は「ミストレス」のスヴェン・キルステン。音楽はエド・トムニーが担当。主演はキャンディス・デイリーで本作が本格的映画初主演。ほかに「心みだれて」のリチャード・ステインメッツ、「シャイニング」のバリー・デネン、「デス・レース2000年」の監督として知られるポール・バーテルが共演。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:Liquid Dreams
配給:FCE
劇場公開日:1993年6月19日

ストーリー

ある夜、人気のない薄暗い町にひとりたたずむブロンドの美女イヴ(キャンディス・デイリー)。しばらく音信不通となっている妹のティナに会うためカンサスからやって来た彼女は、妹の住む気味の悪いビルの前でタクシーを降りた。ビルの中のティナの部屋に入ったイヴが見たのは、バスタブの中で死んでいる妹の姿だった。現場検証にやって来た若い警部補ロディーノ(リチャード・ステインメッツ)は、死因は単なるドラッグだと告げるが、納得できないイヴは、独力で事件の真相を解明しようと決意した。すべての部屋に24時間暴力とセックスのビデオ映像が流れ、衛星テレビ局ニューロヴィド本社であり、トワイライト・ストリップ・クラブとして知られるこのビルの中に深く潜入するにはここで働かなければならないと知ったイヴは、ドロシーという名でクラブに登録され、ダンサーとなった。売れっ子になれば上の階の部屋に移り、仕事もストリップ・ダンス、ビデオ主演へとグレードアップする。イヴを心配するロディーノは何度もこの町を去るように言うが、彼女は成績を上げていった。組織の少佐(バリー・デネン)に認められ、イヴはビデオ・ダンサーに昇進する。イヴはペントハウスでの最後の儀式に参加することになる。ベッドに縛り付けられ、嬲り物にされそうになるイヴ。しかし、その時ロディーノが乗り込み、2人は事件の張本人の少佐らを倒し、イヴは再びタクシーに乗ってビルから立ち去るのだった。

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